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【HSP/HSS/HSE#6】不安はどこから来てる??

こんにちは!

この記事を読んでいる皆さんはおそらく周りから
「もっと自信持ちなよ!」や「堂々としてればいいよ!」
とか言われたことがあると思います。


僕も何度か言われたことがあって、
逆に嫌な気持ちになったりもしていました笑

おそらくHSPの方々は他の人よりも ”不安” を感じる人が多いのかと思われます。


なぜかというとHSPには、高い共感能力と感情移入が生まれつき備わっており、人間は失敗や嫌なことほど記憶に残るので

HSPの方は "不安" に対して敏感になっているものだろうと思われます。


そこで今回は、"不安" について簡単に説明して次にその不安を解消していけばいいのかを説明していこうと思います。



不安を感じるときは脳にどんな反応が起こっているのか?

みなさんは不安を感じたことはありますか?

「明日第一希望の大学の試験で不安」、「明日は大事なプレゼンで準備したのに不安」、「将来のことで不安」

いろいろあると思います。

その時人間の脳ではどんなことが起こっているのでしょうか?

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不安を感じると、感情をつかさどる機能である、
人間の脳のアーモンドのような形をしたこの「偏桃体」が反応します。

その扁桃体が反応すると、
(ドーパミン、ノリアドレナリン、コルチゾールなどの)ストレスホルモンが分泌し体にストレス反応を起こさせ、実際に行動します。

この扁桃体の反応スピードはすさまじく、不安や恐怖を感じると扁桃体は強く反応し、それまで考えてた内容を丸ごと投げ捨て目の前のことに集中します。


突然目の前にクマが現れたら??

ここで例題ですが、
目の前に突然クマが現れたらあなたはどんな反応をしますか?



おそらく今まで考えていたことをすべて忘れ、
戦う、逃げる、固まるなど、、、反応は様々ですが、

目の前のクマを全力で注意しませんか?

これは恐怖がなくなるまで、
つまり安全だと自分が感じるまで続きます。

私たちの先祖のホモサピエンスはこうして外敵に対処してきました。

もしこの扁桃体がなければ、
恐怖や不安信号を感じることなく絶滅していたでしょう。

不安や恐怖を感じるから、生き残ってきた。

こうして原始人は外部の動物から身を守れるようになり、
今まで発展してこられた大切な機能です!


HSPは人一倍この扁桃体が敏感!!

このように扁桃体は私たちにとって必要な機能でありますが、

HSPはこの扁桃体が非HSPよりも活発に反応します!

なので、ニュースで自分のことではないのにネガティブな事があると、「この人大丈夫かな、、」「かわいそうだなぁ、、」と強く反応して、
ストレスホルモンが分泌されます。


そうして、自分も一緒に落ち込み、他のことに手が付けられなくなります。


他にも、

一度失敗したことや、子供の時のトラウマも、
HSP関係なくその扁桃体が強く反応し感情にとらわれてしまいます。

そうした人生を送ることはあまり好ましくありません。


じゃあどうすれば解決するのか?

詳しいことは次回言いますが「自分の感情を客観的に見ること」だと、
僕は大事だと思います。


今緊張していると思ったら、そのまま緊張していると僕は口に出してます。


客観的に緊張していることをとらえることで、

感情によって思考が制御されるのを防ぐことが出来るからです。


HSPにとってこういったことはよくあるかと思います。


僕も大勢の前で話すことは好きではありません。

だからこそ緊張していると口に出して頭真っ白にしないようにしてます!


次回はより具体的に、対処方法を記述していこうと思います!🙌


良かったらぜひ、次回もご覧ください!

それでは!


参考文献:

「脳科学は人格を変えることが出来るのか?」エレーヌ・フォックス著



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