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祝1万ビュー突破! 「刺さる」コンテンツには「顔」がある

ついさきほど、noteの全体ビューが1万を超えた
投稿第1号は6月24日にリリースしてるので、約5か月で大台突破となった。これが早いのか、遅いのか、よくわからない。が、まずはめでたい。

ちなみに私のフォロワー数は72と、本が5万部も売れている物書きさんとしてはずいぶん寂しい水準にとどまっている。
もうちょっと他の方のnoteを回遊したり、フォローを広げたり、拡散に力を入れたりといった活動をやれば増えそうなものだが、正直、手が回らない。
あと、もうちょっとノウハウ系に走った方がフォロワーは増えそうなのだが、そういうのは書いててあまり楽しくないので、逃げている。
ま、読み物として面白いものを書いて、本ももうちょい売れれば、そのうちフォロワーも増えるだろう、と呑気に考えている。

メーンは「おカネの教室」関連

良い区切りなので、どんな投稿が読まれているか、集計してみた。

まず投稿全体の約1万に対して「♡」は459。毎回、自分でも臆面もなく「スキ」しているので多少割り引くとしても、5%弱の読者は大変ご満足いただいているようだ。

上記のように、「おカネの教室」ができるまでシリーズの総集編・番外編で全体の4分の1、連載各回の累計が約半分を占める(こちらがマガジン)。各回では11回目が突出しているが、これは佐々木俊尚さんがシェアしてくださった流入によるものだ。
総集編ではその3商業出版編の「スキ」が多い。
これはおそらく、出来・不出来より、まだnote内読者の割合が高いからだと思う。

もともとこのnoteは「おカネの教室」のデビュー体験記を連載するために始めたものなので、4分の3を「それ」が占めているのは狙い通りであり、特に総集編を気に入ってくださった方々は、書籍の読者にもなってくれたのでは、と前向きに解釈している。
note、本編とも、ご愛読ありがとうございます。

なお、体験記は引き続き、こちらで無料公開しておきますが、再編集して読みやすくしたものがKindle版で出ているので、未読の方も既読の方も、そちらをご覧いただければ。100円かかっちゃいますけど。

Kindle版「おカネの教室」ができるまで(amazonリンク)

「刺さる」のは「顔が見えるコンテンツ」

次に連載以外のエッセイや雑感のランキングを見てみよう。

一番読まれているのは、三女が大病を患って、九死に一生を得たときの回顧録だ。ツイッターで拡散されたので、ビューが増えたようだ。
次が「新潮45問題」のさなかに新潮文庫ファンとして出版人すべてにエールを送るつもりで書いた文章。失敗はしょうがない、良い本作って挽回しようよ、という気分で書いた。
3番目は自己紹介として書いた、ちょっと趣向を凝らしたセルフインタビュー。なかなか面白く書けた手ごたえがあり、「スキ」の割合が高い。白状すると、自分でもたまに読み返してニヤニヤしてしまう。
4番目は高校の同級生で、医師にして歌手のアン・サリーさんとの偶然の再会を綴った文章実は、これがnoteに書いた文章のなかで一番気に入っている。もっと読まれてほしいなあ。

それ以外も、それぞれ我ながら面白い読み物が並んでいるんじゃなかろうか。雑文はこちらのマガジンにまとめてある。

さて、ビューや「スキ」が取れているコンテンツには、1つの傾向があるのに気づいた。
書き手の私か、取り上げた人物の「顔」が生き生きと描けていることだ。
そもそも、そういうものが書けそうなときに、「書きたい」と思いたってテーマを選んでいるので、執筆・出版体験記より「スキ」の割合が高めになっている。

マンガコラムも定番化

新潮社「フォーサイト」で連載している「独選『大人の必読マンガ』案内」の転載も、一定の読者に読んでもらえる定番コンテンツになっている。マガジンはこちら。

この中では、連載史上、最大のバズりとなったパトレイバーの評価が高い。みんな、好きなのね(笑)
ビューは少なめだけど、神聖喜劇の紹介も気に入ってもらえて、これは嬉しい。

以上、簡単ですが、ご報告まで。
なんとなく思うのは、「小手先より、ハートが大事」ってことかもしれない。
何かの参考になれば。

あ、書籍版「おカネの教室」も絶賛発売中です。Kindle版もあります。
こちらがリンク。よろしくお願いします!



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