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空白は、空白のままで

現実に生きていて、我々は多くの"空白"を過ぎ去って生活しています。

多くの人は、決定的瞬間を見ることはほとんどありません。あっても年に1回あるかないか。
ただし、"何か"が起きる前の凪のような状態を見つけることができる。
暇さえあれば、"何か"が起きるまでそこで待ち構えることもできる。ただ多くの場合、それは徒労に終わることになる。

それに我々は日々を生きるために、通勤・通学、買い物、お迎え、待ち合わせ、時間に追われながら生活をしている。
いつも待ち構えているわけにはいかない。

それに決定的瞬間を見たところで、全てを知ったわけではない。
"何か"は結局"何か"のままで、過ぎ去っていく。

"何か"が起きる前の凪のようなものを"空白"だとして、それは暴かなければいけないのだろうか。

空白は、空白のままで


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