だいぶ暖かくなってきて、外に出ると気持ちいい。皆車の窓を開け放ち、爆音で音楽をかけがち。Van HalenのJumpという80年代のハードロックの名曲をガンガンに流している車を見かけた。世代的には少し上で特に思い入れは無いが、学生時代のバイト先でハードロック好きの店長がミュージックビデオを店の大型TVで流していたのを思い出した。（その後そのバイト先にJASRACが無断使用を警告しに来た。本当に来るんだと思った余談あり）。年齢層高めの小さな街ならではなのか、Van Halenは永遠なのか。大人も子供もジャンプしたくなるような曲ではあると思う。

大地が緑にいろづき、気候も非常に心地よい。数カ月後には全てが枯れる灼熱の日々が来るのだから、８０年代の爽快な選曲で車を走らせたくもなるのもわからないではない。全ての生活コストが高いアメリカで、友人が、「This is what we pay for」（これにお金を払ってるんだよ。）と一言。そうだよな。束の間の緑を満喫したい。

そう思うと急に緑のものばかり目につき始めた。タイトル写真はグリーンチリの酢漬け。先日都会にでかけた時に入ったアジア麵料理屋さんで発見。東南アジアで良く食されていると思うが、少し醤油をかけて、和え麺や焼き飯と一緒に食べると美味しい。ピリっとした辛さに爽やかな酸味が加わり、疲れた時や暑い夏でも食欲を増進してくれる。Van Halenの爽やかさより、グリーンチリに親和性を感じてしまうのだ。

暖かくなるにつれいろんな生き物も活動的になる。となりのチビ猫もいつのまにかすっかり大きくなり、草むらを走り回っている。最近新しい遊びを覚えたのか、よくジャンプする姿をみる。気になって観察してみた。どうやら地中にモグラがいるらしく、地中で動くモグラにジャンプして飛び掛かっているようだ。

今のところ狩りが成功した様子は無い。地上に跳び出すときは注意して欲しい。