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【週刊少年マガジン原作大賞】『スターシードのなり損じ』振り返り


 以前から私の作品を読んでくださっているあなたはお久しぶりです。この記事が私とのファーストコンタクトだというあなたは初めまして。中山翼飛です。

 先日このような記事を投稿しましたので、今回はもう一つの応募作である『スターシードのなり損じ』について振り返っていきたいと思います。

 『ヘイアンリリック』編を読んでいない方に向けて説明しますと、中間発表に掠りもしなかった場合に私は拙作について永遠に沈黙してしまうでしょうから、それを見越して先に語っておこうという魂胆です。

 この記事は、『スターシードのなり損じ』を読んでくださった方やネタバレ上等のタフな方はより楽しんでいただけると思いますので、初見の方は上記リンクから飛ぶかこのまま突き進むか、どちらかをお選びください。

 また、この記事が投稿される頃には既に中間発表が済んでいる可能性が高いので、そうなっていたら笑ってやってください。

 加えて、『ヘイアンリリック』よりも語ることが少ないので手短な記事になると思います。

 では、参ります。

 『ヘイアンリリック』では小賢しく設定とストーリーを考えていきました。

 『スターシードのなり損じ』では、逆に何の工夫も無しに「純度100%の自分好みのものが通用するのか試してみよう」という発想で書きました。

 まず、異能力をもつ者を四つに分類して、何でもアリのバトルができるようにする。

 異能力に理由をもたせたいから、元々好きだった都市伝説界隈で有名な『フォトンベルト』のエネルギーが影響したことにする。

 タイトルにある『スターシード』というのも、都市伝説とかスピリチュアルとかの用語ですね。

 ファンタジーが苦手なので現代ものにする。

 甘酸っぱい青春とか何かに一生懸命打ち込んでいるキラキラした人とかが嫌いなので、ダークで湿っぽいものにする。

 幼なじみの女の子のために必死に頑張る少年が大好きなので、そういうキャラを主人公に据える。

 ここまではするするとアイデアが出てきました。あとはきちんとした理由づけができればスタートです。

 しかし、この理由も自分好みのものにしてしまえばいいので、さして悩むことではありません。

 エピソード構成については、前回の記事でも書いたように第一話に気をつけました。

 ピンチ→逆転→ピンチ→逆転というように、戦闘の流れも私が一番気持ちいいものにしました。

 主人公が組織に属する理由も、正義感からだと私がいまいちノリきれないので、『犯罪の帳消し』と『情報収集』とすることにします。

 第二話、第三話は、どんでん返しと呼べるほどのものではありませんが小さな意外性を入れました。

 キャラについて一個だけ語るとしたら、足田は『第四次世界大戦で最激戦地となったイスラエルで活動していた元自衛隊員』という設定があります。

 これを本編に入れようとしていたんですが、段々中東情勢が不安定になってきたのでやめておきました。

 そうしたら、投稿後に案の定現在のような状況になってしまいましたね。一刻も早い解決と停戦を祈るばかりです。

 このように、『スターシードのなり損じ』は私が好きな設定・展開・キャラの詰め合わせですので、特に語ることがありません。

 『ヘイアンリリック』とは毛色の違う作品ですが、もちろんそちらを嫌々書いていたということではないです。

 どちらも書いていて非常に楽しかったですし、いつか続きを書きたい作品です。あわよくばセルフクロスオーバーとかできたら最高ですね。

 最後まで読んでくださりありがとうございました。また何かの作品を通じてお会いしましょう。

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