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黒板使うのやめます!Jamboardの威力

以前も紹介したことがあるのですが、最近私が大学の授業や取引先、知人との会議で愛用しているツールがGoogle社が提供しているJamboardというしくみです。オンライン上の黒板といえば分かりやすいと思いますが、いくつか教室の中の黒板とは違うところがあります。

・一度に何人でも同時に書き込みができること
教室で学生に板書を依頼すると、一度に書ける人数は限られますが、このしくみはその制限がないので、30人のクラスであれば、30人が一度に書き込むことが可能です。

・自己紹介
学期の初回クラスなどで自己紹介などをすると、一人ずつ話をしてもらうとそれだけでかなりの時間を費やすことになりますが、このしくみを使うと、クラス全員の自己紹介を短時間でボードに掲示することができます。付箋を使ったり、画像を掲載することも、絵を描くこともできるので、楽しいものにもなります。

・ディスカッションに使えます
例えば、「〜についてどう思いますか?」などという質問を投げかけて、それに対する意見を、ほんの短時間で一気に集めることができます。

・投票にも
「〜に対して賛成の人は、表の左側へ、反対の人は右側に自分の名前を書いた付箋を貼ってください」などとアナウンスすれば、一瞬で投票が終わります。会議で意思決定をする際などにも使えます。
・質問ページを設ける
Jamboard内に質問ページを設けておけば、教師や会議主催者が話している間も、学生や会議参加者はコメントをしたり質問をしたりできます。

・Zoomなどでブレークアウトルーム中も、ディスカッションの様子を見ることができます。
「ブレークアウト中でも、出た意見をすぐにJamboardに書き入れるように」と指示すると、全部のグループのディスカッションの様子が、教師自身がブレークアウトルームに参加しなくても分かります。どのグループが活発化、どのグループがそうでないかもすぐに判断できます。

・書き入れた内容はすぐにGoogle Driveに保存される
書き込まれた内容は、データとして直ちにGoogle Driveに保存されるので、消えてしまうことを防止できます。教室でよくみられた板書を学生が写メする風景も、これでなくなります。

・書き込まれた内容をPDFで配布可能
内容はそのまま授業メモ、会議議事録として受講者、参加者に配布できます。学生は、復習用によく使ってくれているようです。

思いつく利用法を書き上げてみました。これは実際に私が使っている方法です。この他にも、しくみを知れば、本当に多くの使い方ができると思います。Googleアカウントがあれば、簡単に、しかも無料で利用できる強力ツールです。

動画でもご紹介しておりますので、ぜひご覧いただき、活用いただければと思います。上記した使い方とは別のものの紹介しています。

また、この他のツールについての使い方、利用法についてのオンライン勉強会を行なっています。(無料です)ご興味のある方は、hirotoda@officeah.bizまでご連絡ください。


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