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仕事断捨離で見つけた、2年前の記事

ちょうど夏季休暇に入ったことだし、遠出の予定もないし、この一週間は家を片付けつつ、仕事の断捨離(たまったファイル捨てたり、辞められること探したり、誰かに任せられること探したり)しようかなと。

というわけで、まずはChromeのブックマークの整理整頓してたら、活動が終わったあと放置していた過去のnote(いくつか)の中から、ひとつ気になる記事をみつけたので、引用します。(引用後、そのnoteは削除しました)

※以下、noteの2年前の記事より

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出来ないことに挑む人。その結果、得られること。

会社で求人募集をかけると、とても驚かされる応募がたくさん舞い込みます。
履歴書の写真にスナップ写真を貼ってくる人(中には自撮りしたのか?という用な写真も)、経験者募集なのに「経験はないけど勉強させていただきたいです」という人(これめっちゃ多い)、でも「(未経験だし勉強させていただきたいけど)子ども育ててるので、急に仕事出来なくなる場合もあると思います」という人。
リモートワークで働ける会社=子育てしながら自分がスキルアップさせてもらえる学校、くらいに勘違いしちゃう人が割といるんですね。リモートワークというコストと生産性に対する意識が高い組織で、未経験の方が出来ることって実はそんなにない…。いや、、、ほぼない。それが19、20歳の若い子ならまだしも、30代後半だったり、40代だったりするからびっくりします。世の中、自分がどれだけ「ありえない」ことをお願いしているか、わかってない人って多いんだなあ、と。

でもそれって、お恥ずかしながら私自身にも同じことが言えるんです。

今年(2018年)になって、投資家や大企業が集まるアクセラレーションプログラムに参加したり、ある大組織に協業の打診をしてみたりしてました。組織を「スケール」させないと未来がないんじゃないか、経営者としての使命なんではないか。いろんな情報、いろんな経営方法、自分なりに見て、考えて、起こした行動でしたが、途中で気づきました。
「あ。スケールさせたい人とか、スケール出来てる人って、そもそも『○○ってこれから儲かる』ってところをちゃんと分かって、活動始めてるんだな」と。だから投資家に支持されるビジネスモデルが考えられるし、考えようとするし、その視点で情報収集出来る。松本アホちゃうか、と思われそうですが、これ実際最近気づいたことです。

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私は「いままでキャリア積んできた人が、子どもいて動きづらい間も働けたら、腕のいい経験者はもちろん、企業も助かるよね」とかいう、いわゆるハートウォーミングな発想だけでビジネス動かしはじめちゃって、あとからいかにマネタイズするかを考えてる。私の発想とはまるで逆をいってるんですね。

これ、どちらがいいとか悪いを言うてるんではないんです。私が「スケール」を考える人たちのところに「一緒に仲間になってください!」と名乗り出たことが間違えたな、ということ。まさに私は「経験者募集に応募してくる、履歴書が雑な未経験者」だったわけです。相手にしてみたら、「スケールする要素がまったくないビジネスモデルなのに、そんな思考回路でも無いのに、なんでここ来たの?」って話だったんだと思うんですよね。お客様、従業員、そして経営陣。私が考えていたのはこの三者だけだったんですが、そこには「投資家」という要素が完全に抜け落ちている。対ステークホルダーではなかった。というか、最初から考えてなかった…。あとから考えて付け足しても、それは後づけ感が半端ないですよね。

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でも行動したから「あ、これは違うな」ってことがわかったし、私がなにを一番優先したいと思っているのか、もわかったので、動いてすごくよかったと思っています。
会社は成長させないといけない。一次成長だけでなく、二次成長もしないといけない。でも自分が理解できる範囲でしか、私はきっと商売が出来ない。もちろん営利団体なので儲けなきゃです。でも自分と、家族と、自分の周りが困らない程度に、時に楽しめる程度にお金はあればよくて。万が一、百万が一、売上200億とかの組織になったとしたら、私なんぞはきっとその渦に飲み込まれてしまうだけ。

自分がビジネスを始めたのは「仕事のデキる経験者のスキルを、子育てや介護で家庭に埋もれさせることなく、仕事と家庭を両立しやすい環境をつくりたい」という思い。ここをやりたい。じゃあ売上がいくらあれば、粗利が幾ら有れば、それが安定して叶うのか、を考えていきたい。ここです、ここ。

出来ないことをやろうとしてたな、ってことに気づいたら、その時って出来ないことにがっかりしがちなんですけど、あれ?自分は何を大事にしたかったんだっけ、じゃあ自分にはなにができるんだっけ?を再認識するいい機会だな、と

うちに応募してくださった未経験の方も、うちではなくほかの会社なら活躍出来る場所がきっとあるはず。うちは人を育てる余裕がない零細、ってだけの話なので笑。応募してくる先がウチではなかっただけ。未経験の方の履歴書をみていると、なんだかつい最近までの私をみているようだな、とつくづく思った次第でした。

※引用ここまで

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2年前の記事を振り返って、思ったこと

読んでみて、我ながらこんなこと書いてたんやなあと。以下思ったこと箇条書き。

・「リモートワークって、そゆことちゃうで!」って言いたかったぽい。
2年前は、いま程リモートワークが世間に浸透はしてなかったから、余計にそうなんだろうなと。
・この頃から「自分が会社をやりたいこと」が明確になってきてる感。
・やりたいことやっていくと、自分の抱える仕事が増えがち

それぞれの感想については、今後のTips集として、また書いていくとします。

ではまた。

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