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元気です。

今日は朝から期日前投票に行ってきた。
久しぶりの日本での投票である。

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色々と政党の政策を見ながら、考えたものの結局支持政党に入れた。
投開票は来週末。楽しみだ。

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投票権を持ったばかりの二十歳の頃は自分の投票に自信がなくて投票に行くのが嫌だった。自分の一票で、落ちる人が出て候補者の人生が変わったり、逆に当選した人がよからぬ法案を通したりするのを見るくらいなら、興味・関心がある人が投票したらいいんじゃないかと思っていた。いまの若い人もそう考えているんじゃないだろうか。

僕の場合はそれでもやっぱり人生の先輩たちに聞くと投票には行った方がいいよと言うので、最初の投票はとにかくよくわからないままに投票したのを覚えている。2007年に自民党は大敗したときだったと思う。


一票の重みとはあるもので、自分が投票した人が当選したり当選しなかったりするのを見るとそれなり一票に責任を感じたり、後悔もしたりした。そして、それ以来「もっとニュースをよく見て、考えて、自分なりに結論を出して投票しよう」と考えるようになった。

だから僕は若い人で「よくわからないから投票に行かない」という人の気持ちはよくわかる。「よくわからない。関わらない」となってしまうのだと思う。でも、それでも一回投票に行ってみると、政治のニュースの自分ごとになるのを実感するに違いない。だから、とにかく一回選挙に行って誰でもいいので投票してみるのが良いのではないかと思っている。どの政党が何を言っているか細かいことはわからなかったとしても。ほとんどの人が全ての政策をわかっていないと思うし全てに同意しているわけではないはずだから、それで良いのだ、とも思う。

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若い人に投票に行った方がいいと思う理由はもう一つある。現在の日本は高齢化で若い年齢の人口の割合が低くなっている。そして若いほど投票率も低い。

上のデータをみると、10代は20代よりも投票率が高いもの、そこを除けば年齢が上がるにしたがって投票率が上がっていく。これはどういうことを示しているかというと、これからできる法律や政策が高齢者に有利で若者に不利な政策ばかりが通っていくということだ。つまり働く世代・産む世代の税金や保険料はますます高くなり、働いていない高齢者ばかりが優遇されるようになる。

たとえば、選挙なんて技術的にはインターネットで出来るはずなのに、いつまでもできないのも若者の投票率が低いせいだ。こんな不便な国政選挙いつまでも続けるんだろう。プライマリーバランスを考えない財政出動をいつまで続けるんだろう。いつまでももらえない年金をいつまで払い続けるんだろう。夫婦別姓いつまで認められないんだろう。考え出したら政治で解決できる問題は身近にある。そしてそれを解決するのは、政党や政治家と言う新聞やテレビの向こう側にいるおじさん達ではなくて、選挙に行く若い世代の我々の動きなのではないかと思う。

若い世代がもっと選挙に行けば、若い世代に受け入れられるような政策を考えずにはいられないはずだ。何かよくわからないテレビの向こうの世界と考えるのはやめて、面倒だけど選挙のハガキを持って役所に行こう。行ってみると、国中が参加するお祭りに参加してる気分になれるに違いない。




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