他人の家の灯りにホッとする
家の灯りを眺める時間が好きだ。
でも、怪しい人に見えたら困るので
ほんのわずかな時間だけ。
名前も顔も知らない人が
あの灯りの中にいる。
笑ったり泣いたり怒ったり
いろんな感情を抱きながら
今日も夜を迎えたんだろうなと
こっそり想像したりする。
灯りのある家とは
縁遠い人生だったからこそ
あの灯りが心地よいものだといいなと
心から願っている。
私に何ができるわけではないけれど
よい日だったと思える夜が
1日でも増えますように。
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