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五 外に出るとき、右腕を持ち歩くようになった。もちろん、一人で外出するときだけに限る。…
四 目が覚めると、竹中はいなかった。いや、そもそも彼はいたのだろうか。自分の記憶すら曖…
三 数日後、僕の家に友人の竹中がやって来た。竹中は幼なじみで、僕の母とも顔見知りである…
二 見知らぬ人の右腕のある生活は愉快だった。まるで宝物を手に入れた気分だ。 小学生や…
一 信じられないことかもしれないが、僕は右腕を拾った。その右腕はどうやら女性のもののよ…