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クリティカルシンキング Day4 ~グロービス単科生の記録~

レポート課題を提出する日

「レポート課題は成績を決める重要な課題です!」
「作成まで相当時間がかかるので、前々から準備して進めてください!」

Day3の授業前のガイダンスで受けた説明を聞いて、
そういいながらも少し余裕をかましていた私。
しかし、現実は甘くありませんでした・・・!

レポート課題について

レポートの課題名は、
題して「Enjoy Glasses社~エリアマネジャー 大迫の悩み~」

ZoffのHPより引用

ZoffやJINSのようなメガネ屋さんを題材にした課題でした。
東京エリアの売上高成長率が下がっているのは何故かについて、
Day3までの授業を受けて学んだことを総動員してレポートに取り組みます。

課題作成までにかかった時間は、
おそらく20時間は超えていたかなと思います。

「うー、これを言えば、主張はなりたつのか?」
「このデータがないからこっちのことは言えないぞ・・・」

うまく論拠をつなげたといえば、
矛盾や主張の弱さが目につき、やり直しの繰り返しです。
フレームワークを使った分解に走っていいのか、
独自に考えてた分解方法で進んでいいのか、迷うこともしばしば。

とにかく、やりごたえのある課題でした!

レポートを終えた感想としては、
「やったらやった分だけ、Day4の授業での実りがあった」でしょうか。
これから取り組まれる方が居たら頑張ってください!

Day4の授業の振り返り

◎結果か、原因か、順序論の話

レポート課題に取り組むと、結果を押さえる過程で、ここが原因なんだろうなぁという部分がチラチラ見えてくる部分が・・・。
このときに、ちょっと我慢して、結果を押さえるための分解の段階を丁寧に踏むべきか、先に結果を原因を特定してしまう誘惑に従って取り掛かってしまうべきか、葛藤がレポート作成中に結構ありました。

結局、授業では、きちんとクリティカルに考えられていれば、同じ過程を踏むこといなるので、結果オーライではあるものの、現時点では、欲に駆られず学習した手順で考えを進めていこうと思います。

一方で、現実世界では、おかれたシチュエーションや手元にある限られた情報から考えを立ち上げていかなければならない場面もあると思うので、両方のアプローチができるようになると無敵だなと感じた次第です。

◎ケースメソッドの取り組み方

Day3、Day4の課題で初めてのケースメソッドを体験。
ドラマ仕立ての課題にどのようなスタンスで課題に取り組めばいいか、その人になって考えるべきか、あくまで第三者的な目線で考えて行けばいいのか、戸惑う部分もあり・・・。

この戸惑いに対して、「ケースに登場してくる登場人になりきって物事を考え、その状況を追体験することが大事」と、取り組み方の心構えについての解説がありました。
また、「登場人物になりきって事例に没入することで、その状況に置かれたときに自分がどうなるか、自分の弱さや無謀さなどの精神的な面にも気づいていける」との解説もあり、根拠つくりに悩み、あれこれ考え、試行錯誤している時の精神状態が、実務で追い詰められた時の状態にも近いと感じていたのですが、なるほど合点。あの時のやるせない感じも含めて学びなのかと、無駄に悩んだ数時間を愛おしむことができました。

◎イシューを押さえる

Day3の振り返りの際にて、実務で考えると、イシューを押さえられないことで、議論が発散、自分の主張が伝わらない場面ってあるあるだ!ということに気づけました。
レポートでは、自分が大迫として問題提起するのであれば、上司からどんなダメ出しをもらいそうか意識して取り組むことができたかなと思います。
背景と他のイシューもあげて検討という意識を引き続き持って取り組みたいと思いました。

◎結果を押さえる

分解して分析する過程で出てきた結果の解釈を間違えた部分があります。
設定していたイシューと頭の中での問いが微妙にずれていたからかなと思います。常に、何を出そうとしているのか意識したいと思いました。

◎原因を押さえる

明確な定量、定性のデータがなくとも、対象を分解して、違う切り口で見ていくことで、問題のない部分がどこだかを整理していくことで、問題がありそうな部分を特定できるということに改めて気づきました。
分解して、分解したものを一つ一つ潰していくことで、見えてくることがある!そういう視点で物事を特定していくことが理解できたのは、大きな収穫です。

◎解決先を提示する

解決先を決めて行くにあたっても、イシューを特定した時と同じように、イシューが生まれている背景、原因が生まれている背景を押さえ、取り組として望ましい方向性について整理する必要があると感じました。
原因を清々しく特定できても、その原因を取り除くための施策の方向性は複数考えられ、どの方向性で行くのか、関係者でしっかり合意を得ないとやはりここでも議論が発散し、関係者に納得感を持たせる解決先に進めないのではと感じました。

企業の経営戦略や、イシューを企業がどうとらえているのか、自分の裁量でどこまでのことができるのか等からも、できる施策、提案できる施策というのは変わってくるので、やはり大迫になりきり、着任予定のエリアマネージャーだったらどうするかという視点で考えることが大事なのだと感じます。

Day4の感想

レポートは本当に大変でした。
授業の前の日がたまたま休みだったことに救われて何とかなりました。
朝9時ぐらいから取り組んで終わったのが午後11時過ぎ・・・。
でも、やった分だけ学びは深かった印象です。

クリティカルシンキングの授業も残すところ2回。
1月の授業が始まる前の自分との違いを徐々に表に出して行きたいです!

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