【台湾のジャズライブ】Amanda & Ryan Folk Songs Feat. Jens Bunge

2024年4月14日 02:23

ジャズヴォーカリストのAmandaは、学生時代は淡水で中国語のポピュラーソングを歌っていたそうです。この日はそのレパートリーを前面に出して、ギタリストのRyanとのデュオで演奏していました。たまたま、この日はドイツからハーモニカ奏者のJens Bungeが来ていてsit inしていました。

雅痞書店では、週に4日程午後2時から2時間のライブを行なっています。この時間帯には比較的お年寄りが多く、昼食がてらこの時間をゆったりと過ごすことが多いので、この客層に合わせた懐メロや映画音楽をテーマにしたライブを、デュオやトリオの小さなフォーマットを主に行っています。
AmandaとRyanのデュオは、このコンセプトにちょうどハマっていて、とても好評のプロジェクトだそうです。

Amanda Chen

台北で親しくさせてもらっているヴォーカリストです。この日はジャズではなく懐メロを歌うということで、ギタリストとのデュオで臨んでいました。服装もジーパンと薄手のセーターというカジュアルなもので、とても親しみやすいいで立ちでした。

歌もリラックスして落ち着いて歌っていましたね。とても良い雰囲気のステージでした。

Ryan

彼の演奏は、2年ほど前に"街頭藝人"として聞いたことがありました。Street Artistになります。
彼は、元々Amandaの古い友人なのだそうです。そして、この午後のポピュラーソングのプログラムに彼女がメンバーとして選んでいます。

この日の演奏は、Amandaのリードで息のあった演奏をしてくれていました。仲の良い友達なのでしょうね。言いたいことを言い合える仲間と言った雰囲気で、とても良かったです。

Jens Bunge

Jensさんは、世界中を飛び回って演奏をしている、クロマチックハーモニカプレイヤーです。日本でも毎年の様に演奏しています。今回は、この日の３日後に控えているセクステットの演奏の前で、ゲストとして加わっていました。

ハーモニカという楽器はとても情感を込めて演奏できる様に思います。これは、人間の呼吸が楽器にとても近いところで演奏されるからでしょうか？不思議な魅力を持った楽器です。