関東出身なのに関西弁をしゃべる人に注意してみた件

「いや、ほんま洒落ならんわ。だってやで、こっちからしてみたら3か月待って楽しみしてんねんで?それが行ってみたらまだ来てませんやねんもん、アホかて」
「そうなんだ・・・発注はしてたの?」
「いや、そこも怪しいと思うで。だって俺見たときキョトンやったもん。普通取り寄せ頼んでた人来たら気づくやん」
「そっか・・・大手の自転車屋のほうがいいのかな、やっぱり。味わいはあるんだけどね、小さくて昔からあるとこ」
「なんやかんや言うて、大手やねんて、やっぱり。ほんまごっつ腹立ったわ」
「ねえねえ、ちょっといい?」
「なんやねんな、急に、えらい改まって」
「いや・・・どうしたの?今日関西弁だけど。出身神奈川だったよね?」
「え・・・そうや、なんで?」
「なんでって、関西弁になんでなってんのかなって。関西のオンナとかできたの?」
「ちゃうわ、アホ、どつきまわしたろか」
「・・・・・。いや、なんかさっきから話が入ってこなくってさ。なんかイントネーションも本当の関西の人とは違うしさ、変だよ」
「そうかな・・・わては」
「わてなんて言う関西の人、いないよね?やめなって、恥ずかしくなってくるしさ。関西弁で話せば話がおもしろくなるわけじゃないからね?なんか今日、妙にエピソードトーク多いけど、全然おもしろくないし、オチないし」
「・・・・ごめん、取引先の人関西弁で、飲みに行ってすごいおもしろかったから、俺もって思って」
「ほら、そうでしょ?痛々しいって関東人がウケねらいで関西弁しゃべるなんてさ」
「じゃあ、おまえは?」
「え?」
「おまえ、大阪出身じゃん。なんでしゃべんないの関西弁、もったいない」
「めんどくさいんだよ、関東に来た関西人も。なんかおもしろいこと言ってくださいとかオチは?とか・・・」
「おまえ、さっき、オチないしって言ったぞ?それ、関西人の悪い癖じゃね?」
「そっか・・・・ゴメン」