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人は無意識ににおいを嗅いでいる

人は無意識ににおいを嗅いでいる。

考えたことありますか?
あまり気にしないからわからないな。
正直なところよくわからないな・・・・。
では、簡単なエクササイズをしてみましょう。

エクササイズ
まず、口を閉じてください。

鼻から息を吐いてみましょう・・・。
鼻から大きく息を吐いてください。
ゆっくり鼻でふーんと言う感じで、空気を吐きます。
口は閉じたままです。

もう一度、口を閉じたまま。
鼻から大きく息を吐いてください。
ゆっくり鼻でふーんと言う感じ。

エクササイズ終了です。

どうでしたか?体感できましたか?

人は無意識ににおいを嗅いでいる。

証明終了です。

合ってましたか?

何が?って思いました?
人は無意識ににおいを嗅いでいるって事を試してみました。
ん?って思いました?それとも、あ〜っ、て思いました?

今、鼻からふーんって息を吐きましたよね。
ここで、待てよ、って疑問に思った方いると思います。
空気を吸わずに吐けとはどういうことだ?って思いませんでしたか?
吐くことに集中していましたが、実は裏で無意識に鼻でスーッて、肺に空気をためています。

鼻から息を吐けば、鼻から空気を吸う。
つまり、無意識ににおいを嗅ぐのです。

意識したことの裏側に、無意識があります。

子どものころ、水泳を習っていました。
そのとき、クロールで息継ぎをする方法として、水面に顔を出したとき口で「ぱっ」というと、自然に口から息継ぎができると教わった気がします。
それと同じです。

鼻から吸うことを意識するのではなく、鼻で息を吐くことに意識すると、無意識に鼻で息を吸うのです。

嗅覚を鍛えたいときは、口を閉じて鼻呼吸をする。
これがこのエクササイズの目的です。

ちなみにうんちくですが、鼻呼吸と書いて「びこきゅう」と読みます。
「はなこきゅう」と言いたくなりますが、正式には「びこきゅう」。
個人的には、「はなこきゅう」といってもいいと思いますが、正しい読み方があります。
ついでに、口呼吸は、「くちこきゅう」ではなく「こうこきゅう」です。
正式名称は表現がカタいですね。

嗅覚を鍛えたければ、口呼吸をする。

単純なことですが、大事なことです。
なぜ大事なのか?

理由のひとつとして、日頃気にしていると将来、認知症になりにくくなるはずです。

長くなるので、理由は別の機会に・・・・。

何も考えずに口呼吸を実践してください。
これだけでいろいろ役に立ちます・・・・。

今日はこんなところで、ではまた。

#コラム #エッセイ #嗅覚 #におい #香り #嗅覚を鍛えるとなぜ健康になるのか #嗅覚実験室

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