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完璧な準備は時にスリルを損なわせる

トライアスロンに出てみたいという気持ちがあったので、だったら早く出たほうが得だと思って、来月開催される大会に出場することになった。
運動は得意だから余裕だとたかを括っているが、スイムは日常とはかけ離れているため、1.5キロという距離感がどれくらいのものか見当がつかない。さすがに、どれくらい体力を削られるのか、そもそも1.5キロ泳ぎ切れるか確認しておく必要があると思い、市民プールで泳いできた。
結果、泳げた。
が、思ったより体力は削られると感じたし、めちゃくちゃ酸欠になる。
そのあと自転車で体力を回復しつつ、40キロ漕ぐわけだが、実際に泳ぐのは海だから波の有無も関係してくるだろう。若干の不安がありつつ本番に臨むことになるだろう。

しかし私はそれでいいと思っている。
出場の目的が何分以内に完走するとか、何位を取るとかではなく、経験のためだからだ。
先日、予約したトライアスロンの開催主が海でのスイムの練習を開催していたが、それにはいかなかった。
スイムに関しては未知数のまま本番に臨む方がワクワクすると思ったからだ。

このように、目的によっては練習や準備を完璧にすることが正解ではないこともある。
趣味以外にも、準備を完璧にしてから始めるより早く始めた方がいいこともあるだろう。



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