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【まちづくり】東京工業大学 上田紀行教授の最終講義から考えるまちづくり。「松は松、竹は竹」

夜でもヒルタです。私は、「しあわせな+1時間を 岡崎市」をキーメッセージに、岡崎市を「子育て・福祉・産業・まちづくり」において「日本全国のモデルになるまち」目指して活動しています。

家族との時間・学び直し・まちづくり活動・趣味や休息等……つまり、自分自身が本当にやりたいことができる時間が、「しあわせ」につながると信じています。積極的に「未来への投資」をし、20年、30年先の岡崎市も豊かで選ばれるまちへ、そんな未来をともにつくる。

ともにつくる岡崎市の未来!

私、ひるた浩一郎は、あたりまえに挑戦する人を応援する人が周りにいる社会を目指しています。様々な「やりたい!」「こんな時間を過ごしたい!」を過ごせる岡崎市を目指して。

今回、「なんで東スポが!?」って一瞬おもいましたが東京工業大学 上田紀行さんの最終講義をまとめられた内容がとても興味深かったんです。


◯ 「『とらわれている』ことに気がつく」

上田紀行さんの最終講義noteダイジェストをぜひ読んでいただき、各人がそれぞれの想いや考えを深めてもらいたいです。

ざっくり内容としては、「人生の深さと豊かさを見出し、真の自由と成長を追求する重要性」といった哲学的なお話です。こうした哲学的な、「生きるとは」といったことを考えることが私はすごく好きです

『とらわれている』ことに気がつく
中道の考え方、東洋哲学の考え方にも通じるとも感じました。私は、様々な感情を原動力にして「やってやる!」と行動を起こしています。これって、ある種、人と比べていたり、過去や未来の自分と見比べているってことです。良い、悪いの単純なものではなくて、私は「とらわれている」と気づく、認めることが大事だと考えています。

「それを除去していきゃいいじゃん」って思われるかもしれませんが、私の場合はもう一発屈折していて、いや、でも一発とらわれて、そのとらわれた自分に気づくってところに成長があるんじゃないか。だって誰だって何かにとらわれるから…。

上田紀行教授

この言葉に強く共感したから、私のnoteで感想のように書きたい!とおもいたちました。

まちづくり、政治や仕事も「とらわれている」からこそより成長できていくんだと感じます。

「もっと良いまちをつくりたい!」
「もっと不安・不足・不備をなくしたい!」
「こんな状況を打破したい!」

『成長にとらわれている』と認識する。

「もう十分、豊かです! 満足!! 困っている人もいるけど、しょうがないよ、いまでいいよ。満ち足りている、完璧」っておもったとしても、立ち止まったら衰退に向かっていくと考えています。

赤の女王仮説」といった考え方があり、この考え方が結構好きです。

◯ エフェクチュエーションにも通じる

エフェクチュエーションの「手中の鳥」や「パイロットの原則」につながる考えだなとも感じました。

エフェクチュエーションの考え方、アプローチを教えてもらって感銘を受けて書いたnoteがコチラ。

「許容可能な損失」を明らかにして、協力してくれる人たちの範囲が異なるからこそさらに取り組みにつながっていく。

エフェクチュエーションは本質的な「生き方」にも通じているんだとも感じます。

上田紀行さんの講義の広範囲ある「自由」においても、それぞれの自分の役割、得意を活かしていくということだと感じました。これが集まってデザインされることによって、組織化されることによって、日本庭園のような美しさにも慣れば、雄大な山にもつながっていくんだと読んでいて感じました。

◯ まちづくりの「自由」も同じ

上田紀行教授の講義後半にある「自由」の捉え方はまちづくりも、人も同じだなーーーと感じます。

まちづくりにおいても「おらがムラに大型ショッピングモールがないからよくない」「おらがムラには遊園地がないからよくない」といったかたちで大規模開発を進め、結果不良債権化となったのが昭和や平成のまちづくりだったと私は考えています。

「もっと良くしたい!」のベクトルが他社と比べて、まさに「竹じゃなくて、松になりたいんだ!」と不自由な状態でまちづくりが進められてきてしまったと感じます。いろいろなそれぞれの時代や地域の事情はあったとおもいますが、それでも「不自由」だったとおもいます。

とにかく松になる、竹になる。それぞれの地域の強みを活かす。

これは自分では気が付かないことも多いです。「あれ、俺って、松か?竹か?なんとなく樹木な気がするけど…?」ということは多々あります。だからこそ、外の視点をいれていくことで自分自身の価値や魅力に気がつけます。

◯ 「自由」を得る、「松は松、竹は竹」

私のnoteでも何回も同じ引用をしていますが、阿智村(長野県)の事例がまさにです。阿智村はいまや「星空を売る」村として、スタービレッジ阿智、天空の楽園……多くの観光客で賑わっています。

阿智村の星空の魅力に最初に気がついたのは、ずっとそこに住んでいた人ではなく外から来た方が気が付きました。住民たちはキレイな星空が「当たり前」だったから、魅力や価値に気がつくことが指摘されるまで気が付かなかった、という話があります。外から来たからこそ気がつくこともたくさんある、好事例です。

阿智村の人たちは大パノラマの星空を「当たり前」のものとしてとらえておりビジネス化することができていませんでした。外部の視点を入れ、星空を切る取ることで価値付けをしてたくさんの観光客に来てもらい、お金をおとしてもらえる。観光産業が盛り上がりました。

ウチだけではなく、ソトの視点をしっかりといれていく。

さぁ、共創だ!



◯ 【岡崎市政への挑戦】ひるた浩一郎が岡崎市の新しい若きリーダーへ、意向表明の記者会見を実施(2023年10月6日)

岡崎市の新しい若きリーダーとして、岡崎市政へ挑戦します。

岡崎市長選に35歳元市職員、昼田さん出馬へ デジタル化に意欲‐中日新聞
https://www.chunichi.co.jp/article/774644

過去か、未来か、どちらをあなたは選びますか。

市長が変われば、市役所が変わる。
市役所が変われば、まちが変わる。
まちが変われば、未来が変わる。

岡崎市の未来をともにつくっていきましょう!

記者会見の動画や想いをまとめています。ぜひ、ご覧いただき、あなたの声を聴かせてください。


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