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初めて迎えるお客様は誰?

役員にされた「初めて迎えるお客様は誰?」という質問

居酒屋のオープニング社員として、スタッフ研修を経験した時に役員からされたこの質問。16年ほど前の出来事でしたが、この時の経験は今の自分にとってとても大事な経験でした。もちろん、自分が答えたのは「最初に来店するお客様です」と答えました。当たり前ですが、役員の答えは違いました。

ズバリ答えは・・・・・!

「アルバイトスタッフだよ。間違えないでね。」
最初聞いた時は「え??」((((;゚Д゚)))))))と言ってしまいました。
理由を聞いて納得しました。
まずお店を好きになってくれないと、楽しく(楽しそうに)働いてくれないし!好きだからこそ、そのお店が繁盛するように努力もしてくれるし!楽しそうなところに人は集まってくるから、自然とお客様もお店を好きになってくれる!
だから、まず君達(自分も含めた、立ち上げ社員)が笑顔で迎えて!楽しませて!好きになること!をスタッフをお客様だと思って接していくこと!と教えてもらいました。

初めて居酒屋の立ち上げ社員を経験

まだまだ若かった26歳ぐらいの経験でした。
役員に教えてもらった言葉を胸に自分が面接をしたスタッフ達を集めて、生まれて初めての研修を行った時!本当に緊張しました。
この時のことは一生忘れることはないと思います。自分がこの時の会社へ社員になった理由は「一生懸命に働くことの面白さを知れたから!そして、その経験が人としての成長の楽しさを知り、自分を形成する職場だったから」だからこそ、これから一緒に働くアルバイトスタッフにも!そんな職場だったと思って欲しいから、そう思わせることの出来る人間に自分が成長しなくては!と身が引き締まる思いをしながら最初の挨拶をしたことは今でも忘れることはない。

飲食業界に16年以上いるが、変わらない気持ち

飲食業界だけでなく、有名な言葉
「現状維持は後退の始まり」という言葉を先輩から教わり、今でも勉強をする姿勢は変えていないと思っています。
今はもう41歳になり、採用する子達も20歳以上の差があります。それだけ離れていると、もう最早同じ言語で話せているとは思えません。でも、人数的にはアルバイトの方が多いので!41歳の自分は今の子達が感じること!考え方!など、色々なことを教えてもらいながら自分の情報を代わりに伝えるようにしています。
100人いれば100通りの教え方があり、いつまでたっても正解を探し続ける努力をし続ける姿勢を持ち続けること!は変わらず持ち続けています。

あの時の初めて研修をした時に経験した衝撃は今でも鮮明に思い出せる

冒頭にも書いた研修の時の経験は今でもはっきりと思い出せるほどの衝撃がありました。まだその時は会社も小さく3店舗目という会社も僕も若かった(^^)
本当に子供だった自分は、自分本位で自己中心的な考えでした。その中で研修やオープニングで本当に大変な思いをしました。41歳になった今でも、まだまだ未熟で子供ですがあの時よりも少しは成長しています(^^)

強面の役員!普段は理詰めでみんなに怖がられている人の意外な一言

何を聞くか!よりも、誰に言われるか!の方がほとんどの方がそうだと思います。僕もそれにもれず、めちゃくちゃ恐怖してた(今は尊敬できるいっぱいですが)役員の方からの思いやりのある一言がとてつもなく、衝撃がありました。
昔やっていた社内の報告書で、若かったのもあり!思いの丈をぶちまけたような報告書をあげたら、電話がかかってきたり!
普段立場や役割的に怖く緊張感のある人!嫌われ役をかって出てくれていたんだと思います。

今後は!

社内独立として、出資してもらい別会社として飲食店を運営させてもらっています。同じ土俵に立てるように、社長という立場でこれから今までの恩に報いる事が出来る様に頑張っていきます。

#やさしさを感じた言葉


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