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売り上げは「刈る」利益は「植える」という理由でご来店を断る時がある

ご来店をお断りすることが稀にあります

このコロナ禍の中でご来店を、ありがたい?ことに
お断りする時が稀にあります。今日はそんな日だったので、自分の判断の基準が明確にあったのでこの記事を書いておこうと思いました。
ご来店をお断りする!ということは、まだまだオープンしたばかりの無名な僕のお店ですらあるのだから、他の飲食店でも!もちろん普通にあると思います。
お断りをする理由はお店それぞれの理由があると思います。僕がご来店をお断りする理由は一つしかありません。それは、もう本当に単純な理由です。

今客席に座っているお客様の笑顔を、減らしてしまう可能性が濃厚な時!!これ一択

今日1日だけ!を見てしまえば、無理をしてでも絶対に売った方がいいに決まっています。でも、今日はイベントのような絶対に売らないといけない日でしょうか?
まぁ、売らなくていい日なんてものはもちろん存在しませんが(^ ^)
でも、せっかく数ある飲食店の中から自分たちのお店を選んでくれたお客様の、笑顔を減らしてまで無理して売らないといけない!は僕には考えられないのです
■働いてくれている仲間達!
■気に入ってきてくれている顧客(常連さん!)!
■まだ仲良くなっていない何回か来てくれている方!
■初めましての方!
■これからご来店する方!(今回お断りした人達)
↑100%みんなを笑顔にする!は中々難しいのですが、その努力はしているので!確実に無理そうだな、と判断した時は絶対にお断りをするようにしています。

イベントなど、絶対に売る!は「刈り取る」時

今までしっかり育てた稲穂は収穫の時に一気に刈り取ります。
それがイベントや年末や歓送迎会シーズンの、よく言われるハイシーズンの時がまさにこれです。ちゃんとしっかり育てたから「刈り取る」ことが出来るのです。
逆にこの「刈り取る」事ばかり(売り上げだけを追う姿勢)に目がいってしまうと、田んぼは荒れ果ててしまいますよね?なので、必ず限界がくる!刈り取るものがなくなる状態に陥ってしまいます。

育てる(植える)こと!がとても大事

スタッフにしても、お客様にしても、言い方がちょっと誤解されそうですが!
育てることが本当に大事です。
初めて会うお客様を、顔見知りになるぐらいまで「育てます」(お店目線になってしまって申し訳ないです)その後、常連様と言われる!こちらからも、あちらからも言いたいことが言い合える状態の「顧客」になってもらえるように関係性を「育てていきます」
※あちら側から言いたいことを言われるだけの関係は顧客とは言えません。これはただのわがままな人(敢えてお客様とは言いません_笑)
スタッフも同じです。新人から中堅のスタッフへ!そこからお店のことが好きになって長い期間働いてくれる「ベテランスタッフ」へ関係性を構築していき育てていきます。
この関係性を構築する期間のことを「育てる」と考えています。

最終的にはバランスが大事

育てるだけでもダメ!
→植える場所がなくなっちゃうから
刈り取るだけでもダメ!
→刈り取るものがなくなっちゃうから
自分の中で忘れないでおこうと感じたので、noteに書いて記録しておきます。
本日このような理由でご来店をお断りしたお客様!
本当にごめんなさい。またのご来店を心よりお待ちしております。
このコロナ禍の中での営業だったので、最小人数での営業のため今日はお断りする!という判断をするしかなかった僕たちの実力不足です。
もっと地域に愛される繁盛店であれば、人数も用意できたし!と反省点があるのは事実です。しっかりと地域に愛される常にお客様のご来店がしっかりあるお店になれるようにしていきます。

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