今日も明日も決意をもって

7/21いよいよ参議院議員選挙ですね。
娘がお昼寝から目覚めたら投票にいってきます。
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わたしには、中学生時代だいすきだった男の子がいます。
彼の名はK君。勉強はできないけど運動神経が良く、
ちょっと不良で、でもすごく熱い。そういうやつ。
わたしはわたしでやっぱり変わったやつだったのでしょう、
学年の美少女たちとかわるがわる恋の噂(?!)をまきおこすK君は、
わたしのことを「親友」だと呼んでくれたことがありました。
わたしは中学校時代ほんとうに楽しくて、
明日にワクワクしながら夜ねむりにつくような日々。
その時代の真ん中に、K君がいました。

野球部のエースで、
高校進学に向けいろいろな高校から声もかかっていた?ようですが
ゼロからチャレンジしたくなったのかな、
K君はラグビーをやるといって、進路を決めました。
(いつか体育の教師になって母校に戻ってくるのだと夢を語って…)
電車で一時間かかるその高校へ、わたしたちの中学からいった生徒は
K君のほかにいなかったように思います。
でも、結局、K君は高校中退。
だんだんと会う機会が減っていくなかで、
ハタチも手前の頃、よく遊んだ仲間の一人が、結婚するかもということで
わたしとK君を呼んでくれ3人で会いました。
K君にとってもわたしにとっても唯一無二の男友達。
その友人の人生の岐路に、
わたしは「愛さえあれば!」と祝福をおくりました。背中をおしました。
でもK君は慎重派。それでももちろん、友人の選択を尊重するうえで、
一方でわたしには「おまえに貧乏の気持ちはわからない」と言いました。
すごく、すごく、ショックでした。

そのあとに成人式があったりもしましたが、特別会話もできず、
地元で偶然ばったり会って「おう・・・」というようなことが
ふしぎと定期的にあったのも、だんだんとなくなりました。

そして20年近く、17~8年たって、入ってきたのは
K君が自殺したという突然の訃報。
彼がひとつひとつ、絶たれていった夢や希望があったのかと思うと
本当に胸が苦しい。

地元の大きな病院に勤める実家の母に、
何かもしや知ってはいないかと思い、それとなく、K君の死を伝えると
「やっぱり弱い子だったのよね」と。

母に何か禁じられたという記憶がほぼないわたしですが、
中学卒業の頃に、一度だけ
K君との付き合いをやめてほしいと言われたことがあります。
心配をかけました、なので、母のつぶやきを責める気はありません。
それに、彼に弱さがあったろうというのは、わたしもそう思うのです。

成長し、40歳になろうとしていた彼が
どんな人生を歩み、経験を重ね、どんな強さを身に付けていたか、
わたしにはまったく分からなくて、
ここでこうして彼のことを語る権利さえないことはわかっています。
でも、十代の特別な時間を、特別な気持ちと特別な距離で
彼を見つめていたわたしには、K君が強い人だったとは思えない。
でも、本当に魅力的な男の子だった。
わたしが見つめていた彼の姿は、真実なので、
いつか言葉にしたいと思っていました。
そう。きっとわたしだけじゃなく、色々な人が、大人も子供も、
彼に夢を託したくなるようなそんな存在でした。

地元で一人暮らしをしていたこと、
糖尿病を患っていたことなどを、聞きました。
わたしはそれしか知りません。
でも、この日本で、次の夢を見つけることができなくなっていった
彼の孤独が、彼を追い詰めていったのかなと思います。

わたしは、今日も明日も決意をもって、
日本を新しいちからで変えていきたいです。
投票に行くことすら迷っている方がいたら、
ぜひこちらも参考にして、どうかご自分の一票を投じてください。
いのちのために。

http://go2senkyo.com/articles/2019/07/19/42160.html?fbclid=IwAR1injjgXeSABXQAGxr4m8gqZxX4iFe2ecPkCh3RikW6ANi2twLWVApJeAY




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