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「頑張りたいのに、頑張れない」アナタへ。

こんにちは、ひさしです。
今回は頑張りたいのに頑張れないあなたへ。というテーマで書いていきます。

僕はフリーで2年半デザイナーをしてきて、今までインフルエンサーのデザインや店舗のロゴなどを制作してきました。

「なぜデザイナーがこのテーマで話すんだ?」
と思った人も多いかと思います。

街ゆく人が

「頑張りたいのに頑張れないんです。
誰かそれについてnoteを4000字で書いてください。」

という顔をしていたので、仕方なく書いています。

ということで、
僕の勝手な「頑張る論」を書いていきます。



頑張りたいのに頑張れない

「頑張りたいのに頑張れない…」
こう思ったことがある人はたくさんいると思います。

例えば、

「朝早く起きようと思ったけど、、、やっぱり起きられない」
「デザインのスキルアップすると決めたのに、何も取り組めてない」
「絶対痩せると神に誓ったのに、やる気は増えず体重だけ増えていく」


こんな具合です。

これについてどうすれば頑張れるようになるのか。
持論を解説していきます。


頑張らなくて良い論

最近流行りの「頑張らなくて良い」論。

ひろゆきを筆頭に、
「頑張らないで生きよう」みたいな主張が日本を覆っています。


で結論その通りです。

これを否定できる人はいなくて、
なぜなら「人それぞれ」という一言で説明できてしまうから。

でも大半の人って「頑張りたくない」というよりは、
「"頑張りたいけど"頑張れない」んだと思います。

それで「頑張らなくても良い」という主張を聞くと安心してしまうんです。

『頑張りたい人は頑張って、
頑張りたくない人は頑張らなくて良い。』

という当たり前の前提を持って、
頑張りたい人はどうすれば頑張れるようになるのかを書きます。


「頑張りたいのに頑張れない」は嘘

「頑張りたいのに頑張れない」と思っていたとしたら、
結論、本心では頑張ろうとは思っていません。

これを前提に持って欲しくて、

僕の話をすると
将来海外で生活したい夢があって「英語ができたら良いな」と、1年前くらいからぼんやり思ってます。

で英語を頑張ろう。
と思っているんですがここ1年間、何も取り組めていません。英単語の「え」の字も取り組めていません。

つまり「頑張りたいのに頑張れない」って状況です。

ですがもし、3ヶ月後に英語を話せなかったら一生彼女を作れない体になるとわかれば、全力で英語を勉強しだすと思うんですね。なんならたった今家を捨てて海外に飛ぶかもしれません。

つまり「頑張りたいのに頑張れない」というのは、
本気で頑張ろうと思っていないというのが前提になります。

これを分かった上で、
どうすればいいのかを書いていきます。


自分を見つめ直す時間

駆け出しデザイナーの頃の話なんですが、
当時はとにかく大量のデザインをこなしていました。

初めのうちはスキルアップしていきましたが、
ただひたすらデザインをしているだけだと伸び悩む時期が来たんです。

かなり悩んで、家族にもデザインのことは相談できなくて、
実家の水槽にいるメダカに相談してました。

こういうタイミングで過去の成功体験から、
「もっと量をこなせばいいんだ、!!」
と量に振ってしまう人が多いんですがそれは違うんじゃないかなと。


このタイミングで「量をやる」って簡単なので、
逃げてる感じが否めないんです。

僕はここでいったん落ち着いていくつかデザインの仕事を止めて、
今自分がどうなっているかを全て紙に書き出したんですね。

そしたら案外ペンが止まらなくて、
バーっと書き上げたらA4用紙2ページ分くらいになりました。

「自分ってこんなこと考えてたんだ」と思ったんですが、
思考を書き出したことで頭の中で色々整理されて、今何をすればいいのかが少しだけわかってきたんです。

「今って同じジャンルのデザインしかしてないな」
「新規のクライアント少なくなってるな」
「前まで楽しんでデザインしてたのに、最近ちょっと辛くなってたかも」

と、こんな具合で今の問題とその原因がわかるイメージ。

要は自分を見つめ直したおかげで、
今とるべき最善の行動がわかったということです。


僕はこの「自分を見つめ直す」ことをしたおかげで行動が少しずつ変わっていって、結果良い方向に進めました。


何かで伸び悩んだり頑張れなくなったりするタイミングは大半の人が経験したことがあると思うのですが、そういう時って一回落ち着いて自分を見直すべきなんですね。

なぜなら色々やりすぎて目の前しか見えてないから。
この状態でガンガン行動しても、沼にハマっていくだけです。

「頑張りたいのに頑張れない」時は
自分を見つめ直す時間を取ることが大事です。

言い換えると人生のチューニングの時間を作るということですね。

これをすることで今いる場所とゴール地点が明確になって、
自分が取るべき行動がわかります。

「今東京にいる。そして、北海道に行きたい。」
=「羽田空港で北海道便に乗ればいいんだ」とわかるイメージです。


具体的なやり方

自分を見つめ直す目的は
「今と未来」を確認して「最適な行動」をあぶり出すことです。
それを毎日考える習慣をつけましょう。

やるべきことはシンプルで、

「1日に1回、自分を見つめ直す時間をつくる」

これができれば良いわけです。

こうすることで、
「頑張りたいのに頑張れない」がなくなります。

僕がいつも考えていることを挙げると、

・今自分が何に悩んでいて、これからどうしたいのか?
・自分の理想の状態は何か(具体的に)
・今一番解決したい課題は何か


こんな感じで、普段生きてたら深く考えないようなことをじっくり考えます。

例えば、
僕が駆け出しデザイナーの頃だと、

■『今自分は何に悩んでる?』
→「たくさんデザインしてるけど、単価が低くて消耗している」「実家暮らしで安定してしまってどこか甘えてしまう自分がいる」「デザイナーの知り合いがいなくて自分の現在地がわからない」

■『これからどうしたい?』
→「単価を上げたい、低単価の案件を切りたい。」「一人暮らしできればしたい」「色んなデザイナーと関わりたい」


■思いついた行動
「それなら単価交渉をしよう。無理なら辞めると言おう。」「一人暮らしするためにはどれくらい稼げばいいのか調べよう」「どんなコミュニティがあるかな。探してみよう。」

こんな感じで今の自分を見つめ直すと、何をすればいいかわかるんですね。結局、これらの悩みは全て解決できました。


時間の取り方ですが、
・お風呂で考える
・人と話す
・ジャーナリング

これらがおすすめ。

■ お風呂で考える
お風呂ってインターネットと遮断されるからめちゃくちゃ思考が捗るんですよね。このタイミングを利用して今の自分を見つめ直すとごちゃごちゃになっていた脳内がスッと整理されて何をすればいいのかわかります。

■ 人と話す
人と話すと会話の中で現状を整理でき、自分視点だと見えないことに気付けるのでかなりおすすめです。

■ ジャーナリング
ジャーナリングとは簡単に説明すると、思ったことを書き殴って気持ちを整理させる瞑想です。自分の思考を紙に吐き出すことでめちゃくちゃスッキリします。

これをすると目の前しか見えなくて不安だった道のりが一気に解き放たれます。上空100メートルから見下ろしてどっちに進めばいいかわかるみたいな。

で、完璧に確認する必要はなくて1日5分とかでいいので、
続けることが大事。

1ミリでも改善できる仕組みがあれば、
理性と感情のバランスをいつかひっくり返すことができます。


「頑張る」とは「楽をする」ということ

個人的な感想なんですが、
「頑張る」って根本的には「楽をする」ことだと思うんですよね。

小学校、中学校、高校とサボり人間を極めていたんですが、
今はかなり頑張ってます。(えらい!)

で、思い返してみると頑張っている方が楽なことがめちゃくちゃ多いんですよね。自分で自信も持てるし、なにも気にする必要がなくなる。

「サボっていた方が楽に決まってる!」と思うかもしれませんが、
サボっていた頃っていうのは周りとの立ち回りを意識しまくって、
サボっているのがバレないための努力をして(結局ここで頑張るという本末転倒)、自信が持てず軸がない感じでモヤモヤを抱えて生きていました。

つまり、頑張る方が楽なんです。

サボる側の人間だったからわかりますが、
この「頑張る方が楽」という暴論には拒絶反応が出ると思います。

「頑張ったら負け。俺は頑張らないで上手く生きれてる。」
と思う人もいると思うんですけど、長期的に考えるとかなり厳しい選択肢をとってしまってるんですね。それ、あと20年続きますか?ということ。

頑張らない時点で、スキルも経験もそこから積み上がらないわけで、頑張る人とはみるみるうちに差が開いていきます。

それで役職とか地位、収入で実力を切り離されても、本当に自分はメンタルに影響なく幸せに過ごすことができるのか。

あと頑張らないと、組織の中では確実に面倒臭がられます。みんな頑張ってる中で頑張らないっていうのは相当リスキーな行為なんですね。その中でもストレスなく生きられるサイコパスなら大丈夫なんですが。

頑張らない
人間的な魅力を放棄することにもなります。

本田圭佑が頑張らないであの魅力を手にすることは不可能なように、自分に魅力をつけていきたいと少しでも思うのであれば、頑張る方がメリットが大きいんじゃないかなと思います。

頑張らないことを選択した瞬間に、
「お金」「承認」「魅力」を全て放棄したことになります。

だから頑張っている人は、頑張らない人を見て
「よくそんなキツい選択肢を取れるな」と思っているわけです。

結論、頑張らないってめちゃくちゃキツい生き方なんです。


と持論を展開したんですが、
「じゃ頑張ろう」となった人に注意してほしいのは、
「短期で変わるのは不可能」という前提です。

極度のサボり魔から、今では頑張れるようになった経験からわかりますが、
サボり魔が1日で出来杉くんになるのは不可能です。

自分の脳をだます勢いでじわじわ出来杉くんエッセンスを注入していくイメージで、少しずつ自分を変えるとうまくいきます。一気に変えようとすると3日で爆発して、ポテチ爆食いからのネトフリ10時間キメて終わります。

「頑張らなきゃ」じゃなく「頑張りたい」になった瞬間、
人生の霧が晴れる感じがします。


僕はもう頑張れちゃうので、1センチ先で待ってます。


あとWebの記事で「書いていきます。」っておかしくて、
「入力していきます。」が本当は正しいと思います。

またお会いしましょう。


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