子どもに関する事業を舐めるな
いきなり暴言はいてすみません💦
ただ、最近になってTwitterやFacebook界隈見てると、気安く「こどもの○○」と言ってる連中が増えた気がするんですよね。
いいんです。
発言するのは個人の自由ですので。
しかし、発言するからには、本当に子どもの将来を考え、真剣に向き合ってから発言してほしいのが本音です。
大人が中途半端なことをやってたら、子どもも真似しますよね?
実際に、子どもは今生きている大人の背中を見て育つので。
従って、これからを生きる子どもたちのためにも、大人が、
「発言には責任をもつ」
「言ったからにはやり遂げる」
といった点で模範にならないとまずいと思います。
(実際に自分ができているか?と言われると怪しいですけどね💦)
というわけで、前置きが長くなりましたが、今回は子どもに関する事業がいかに難しいか?についてお伝えします。
教育とのかかわり
私自身、幼少期は平凡な過程で育ちました。
両親とキャンプに行ったり、習い事をやったりと…一般的な家庭で育ったかなと思います。
そして、教育事業との接点の始まりは大学時代でした。
子供のころは、本当に勉強が嫌いにもかかわらず、四谷大塚やその他中学受験専門塾に通っていました(成績は悪かったですが笑)
その後、中高一貫校から理系の大学に進学します。大学に行った際、テラスあびこというNPO法人でボランティアをしていました。
そこでは、不登校の子どもたちが勉強できる場所があったので、そこで勉強を教えていたのが教育事業との接点の始まりです。
ボランティアをやめた後は、とある予備校の塾講師になりました。変なことにあれだけ成績が悪かったにも関わらず、中学受験や高校受験対策の授業を受け持っていました💦
その後、SE業界に就職し、しばらく教育業界とは距離を置いていました。
教育事業者がクライアントに
詳しくは、以下の記事を読んでいただきたいと思いますが、突如転機が訪れます。子どもの教育事業をされているクライアント(Peby Styleさん)との接点です。
もともと、興味本位で「将棋講師」の仕事を始めたのですが、紆余曲折あって、いつの間にか教育事業を主体的に考える側にポジションが変わりました。
難しい子ども関連事業への参入
現在は、教育×ITのベンチャー企業でもある合同会社Education HackのCTO(最高技術責任者)をしていますが、教育事業がいかに難しいか日々まざまざと思い知らされています。
特に、
・他の業界と異なり、ステークホルダーが2つある(お子様、保護者)
・保護者とお子様、両面をサポートする必要がある
・保護者とお子様で、意思が異なることがある(特に進学先)
・生徒はもちろん講師のマネジメントも重要
といった感じで、他のビジネスと比較しても、マネジメントする属性が多いです。これは、教育事業だけでなく、子どもに関する事業はほぼ共通といってもいいと思います。
マネジメントするには、それなりのスキルと経験が必要
そして、子どもに関する事業や教育事業をマネジメントするには、それなりのマネジメントに関するスキルと経験が必要です。
幸い、合同会社Education Hackには、保護者対応や講師の授業へのアドバイス等、教育事業のマネジメントに優れたメンバーが数多くいるので、幸い事業として成り立っていますが、かなり人に依存する点もあります。
それだけ、教育事業や子どもに関する事業は、マネジメントする側にもスキルと経験が必要だと実感しています。
子どもに関する事業を舐めるな
話は戻りますが、上記の背景にもかかわらず、子どもの将来のことを真剣に考えているかわからない、怪しい連中がいるのは確かです。
繰り返しで申し訳ないのですが、
子どもに関する事業を舐めないでほしいのです。
もっと言えば、子どもの今の時間や将来を、大人側はもっと真剣に考えてほしいのです。子どもの時間は、大人の時間以上に貴重だと思っています。
(主催者には申し訳ないけど)Clubhouseで、こんなオンラインサロンみたいな感じで大人がワイワイやっても、所詮大人都合です。
(本人たちは真剣なんでしょうけど)我々教育事業サイドから見れば、子どもの将来を真剣に考えているとは思えません。
そんな暇があるなら、
子どもたちが多く集まる学童に顔を出したり、
塾業界の人に話を聞いたり、
保育園の先生の話を聞いたり、
学校の先生と仲良くなったり、
…いくらでも、観察したり情報共有する方法ありますよ。
最後に
もし、子どもの将来を真剣に考えているのであれば、
子どもたちを連れてキャンプに行ったり、
子どもたちと一緒にBBQをやってみたり、
子どもたちと一緒に様々な実験をやってみたり、
...今からでもできることは沢山あります。
もっと、子どもの将来に必要なものは何か?
子どもが、将来サバイバルする上で必要なスキルは何か?
を考えるのが、大人の責務だと私は信じています。
もし、真剣に子どもに関する事業をご検討の方は、ご連絡ください。
真剣に壁打ちしますので。
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