あの日の風景を思う 〜サザンオールスターズ 「Relay〜杜の詩」
その昔、田舎町のその奥、そこから更に入ったその奥には名もない川が流れていました。
その川には、たまに熊もやってきたようでその痕跡もあり、また、サワガニもおり。
その川の支流には、さらに小さな水の流れがあり、そこはカエルやヤゴの聖地だった。
夏には空をトンボが覆い、カエルが合唱をする。そんな場所がありました。
ある日、時期外れの豪雨があり、上流が少し崩れたとかで、工事が始まりました。
やがて、風景は少しだけ変わりました。でもトンボやカエル、サワガニたちには大きな変化だったようです。
見た目の風景は、あまり変わっていません。でも何かが変わり、失われた。
大がかりな開発でなくとも、こういった変化は日本中にあったのではないでしょうか。
この詩を聞いて
そんなことを思いました。
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