見出し画像

「楓」 スピッツ

楓は秋にひっそりと散る
木枯らしに吹かれ

春、木々が芽吹き
夏、盛りを迎え生い茂る

どこまでも続く広くて青い夏の空には
何の不安もなかった

そんな昨日は
木枯らしと共に去っていき
凍てつく冬がやってくる

四季が移ろうように
関係も移ろう

いつまでも残るのは
体温や温もりの名残

消えて行ってしまうのは
あの人の声

自分の声もまた
あの人から消えていく

消したくない
消えて欲しくない
この声はどこまで届けられるのだろう
あの声はどこまで残っていくのだろう

この記事が参加している募集

スキしてみて

思い出の曲

いつも読んで下さってありがとうございます。頂いたサポートはいろんな音楽などを聴いてご紹介するチカラになります。あなたに読んでいただき、新たな出会いを楽しんでいただけるよう、大切に使わせて頂きます。よろしくお願いします!