「楓」 スピッツ
楓は秋にひっそりと散る
木枯らしに吹かれ
春、木々が芽吹き
夏、盛りを迎え生い茂る
どこまでも続く広くて青い夏の空には
何の不安もなかった
そんな昨日は
木枯らしと共に去っていき
凍てつく冬がやってくる
四季が移ろうように
関係も移ろう
いつまでも残るのは
体温や温もりの名残
消えて行ってしまうのは
あの人の声
自分の声もまた
あの人から消えていく
消したくない
消えて欲しくない
この声はどこまで届けられるのだろう
あの声はどこまで残っていくのだろう
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