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PTO ASIAN OPEN 2023

1.Professional Triathletes Organisation(PTO)とは

ワタシはあまりマニアックではないので、説明が乏しいかもしれないが、ノンドラフティングのプロトライアスロンレースのOrganisation。
距離フォーマットはSwim 2km, Bike 80km, Run 18km のTotal 100km。
2023年はEuropean Open, US Openと来て、まさかのSingaporeでAsian Openが初開催されました。
2024年以降はWorld Triathlonとタッグを組んで、World Championshipをやるらしい。
ニュースには5大陸で大陸別選手権もあるような書き方だったので、どういう流れになるのかがまだ見えてきてない。

例えば、今後もAsian Openはシンガポールを予定しているらしいが、
一般のAgeで参加する or 各国の代表として大陸別選手権として参加する
の2択になるのだろう。
日本の場合だとJTUがどういうランキング制度を設けるかによりますが、
ランキング上位は別にWorld Championshipの権利があると予想。


2. Singaporeがトライアスロンムードに

例年であれば8月にNational Day、9月にF1があるので街自体も交通規制が続く時期ですが、間に入り込んできたよ、トライアスロンが。

街中がまさかのトライアスロンムード

会場について紹介します。
トランジションはMarina Bay Sands横のイベントスペース。
受付もスペース内に仮設コンテナで会場にしてましたね。
DuathlonとTriathlonで参加者は2000人は超えているので、てっきりMarina Bayのコンベンションセンターかと思ったけど、もっとキャパがいるんでしょうね。
(ちなみにシンガポールマラソンはコンベンションセンターが受付)

会場マップ
浮かれるおじさん
Pro Meet&Greetで普通に会えました

3. トランジション、バイク預託

バイク、BIKEバッグ、RUNバッグは前日預託です。
この辺はIRONMANと同じですね。
素晴らしいのは、BIKE預託時間後はそのまま女子PROレースです。
動画しか撮ってなかったのでアップロードできませんが、Lucy、Ashleigh Gentle、Anne Haug、Chelsea SodaroとTOP選手を見れたのがサイコーだった。
が、自分達もレース前日なのでRUNまで見ずに帰宅。

トランジション(T1,T2)の様子。THE Singapore。
せっかく自転車カバーを貰ったけど、翌朝には勝手に外されてました。

4.Swim(短縮されました)

レーススタートは5時からDuathlon、7時からTriathlonです。
日の出の関係上、7時Swimスタートになっています。
面白いのがスタート順。
Swim申告タイムが遅い順にスタートです。しかもそれが2山くるように設定されてますので、ドラフティング防止と交通規制の時間も問題でしょう。

スタート時間が遅いので少し遠くに宿泊しても全然OKです。
タクシーはほぼ24時間つかまります。
ワタシは家から5時過ぎにタクシーに乗り、途中で友人が宿泊しているホテルでピックアップ、会場入りです。
会場のトイレ問題も大丈夫。
仮設トイレもそこまで混んでませんが、Marina Bay Shopping mall自体は24時間空いているのでトイレ使えます。
(店は空いてませんが、Casinoが開いている。)
ただ、ショッピングモール内で流しをしている人がいて、さすがにそれは。。。って感じでした。

あと、朝から会場アナウンスが何か言っていたので、よく耳を澄ますと…
SwimはLouis Vuittonで上陸して、500m走れ?
始めの折り返しがちょっと距離が長いのか、2km超えるんでしょうね。

それにしてもアナウンスが面白い。
Louis Vuittonは確かに湾内にお店があるのだが、早朝とはいえ水着姿の人達がLouis Vuittonの横を突っ走るのだ。

Swim course(短縮)
スタート順

Street Gear Bagを預けたら、嵜本さんがいて勇気を出して声をかける。
レース前なのにすいません🙇
めっちゃ気さくに写真撮っていただき、嵜本さんとミッチーさん、Rieさんとお話しをしながら、Swim Startまで歩く。

AMINO SAURUSの嵜本さんに会えた!!超感激!!超ファンです。

あ、写真の写ってるタイミングチップに注目。
ソフトな素材で足に優しいタイミングチップでした。

超観光地をこんな姿で歩く。


Swim start. 船着場のポンツーンを拡張してます。
2人ずつ入水です。

スイムは2人ずつ入水。何秒間隔だったかな?5秒??
ウェーブ間隔が10分あるし、1wayなので全く混みません。
前後とペースが合わなかったので、単独泳でした。


5.Bike

BIKEは16kmを5周回。
1周回のうち、30m高さの橋へ3回、小さい橋が2回登るコース。
この日は風もあったので、結構向かい風ゾーンも有り。
80kmでTotal500m+の獲得標高です。
Uターン、90度ターンありますが、下り坂は緩やかに長いのでTT Bike有利。
65km/hで下っていても後ろから抜かれました。。。

コースは一般道+高速道路の完全封鎖です。
道路幅も広いのでドラフティングは容赦無くペナルティ喰らうでしょうね。
こういうコースレイアウト取ってくれるのに感謝。

コース風景はサイコーです。
Singapore Flyer(観覧車)、Art Science Museum、Marina Bay Sandsとシンガポールを代表する風景が次々と現れます。
思わず、スピード緩めて写真撮りたくなるコースです。

BIKEスタートが8時30分過ぎてたので、当然暑いです。
補給はお腹ハイドレとボトル2本。1本は凍らせた水。
Aid Stationがコース途中という情報だったので、すべてBIKEに載せました。実際はトランジション付近のUターン箇所(地図の⑨付近)でスピードが落ちる区間で、ボトルもかなり冷たかったようです。
来年は掛け水はエイドのやつ使おう。

BIKE Course
緩い下りかな。
THE Singaporeな写真がよき。

6.Run

Runコースも景観サイコーです。
Marina Bay Shopping mallの横を走り、Gardens by the Bayを横目にUターン。4.5km×4周回。

エイドは1周回のうち、3回取れます。
エイドは水とスポドリ、ジェルもあったかな。1箇所は氷が貰えました。
初開催のせいもあるのか、終盤になると水が無い状況も。。。
まぁ、コップじゃなく、みなさん水ボトルを要求してましたので。。。

Runコースは封鎖していないので、観光客や沿道の声援が多かった。
シンガポールでは早朝にRUNの大会をやったりするので、日中の大会は非常に暑いですが、沿道の応援があるというのは初めての経験。

Run Course
暑くてずっとボトル持ってた。笑
Goal前のブルーカーペットを周回します

7.Goal

Goalはキレイなブルーカーペット。
会場はずっと音楽がかかっているので気分もアガリます。
知らない人たちですが、ハイタッチしながらゴール。

表彰に絡む順位では無いと分かっていたので、楽しみながらゴールしました。
が、今回はジャンプの高さが無い。
来年はもっとカッコよくゴールしたい。

自己満足ですが、いい写真。
ジャンプが低い。。。
今回はだいぶ脚が削れてジャンプが低いですね

Goal後も写真撮ってもらうミーハー
みなさん、お疲れ様でした。

記録
Swim 28:52
T1 6:28
Bike 2:15:15(Ave 35.49km/h)
T2 3:22
Run 1:28:32(Ave 4'56/km)
4:22:37 (8th place M35-39, 31th overall includes relay team)

レース後は昼メシ食べて、もう一つのお楽しみ。
男子Proレース。
Bikeの途中からとRunを見たけど、迫力ヤバい。
生のBlummenfeltはマジ感動。デカい、速い。
感想が幼稚だが、凄過ぎてそれしか出なかった。


8.2024エントリー

レース翌日にはSuper Early bird開始。
写真も無料公開。
バブリー。

ワタシはすでにSuper Early birdで申し込みました。
390SGDなので、今のレートだと4万円くらい。
正直、IRONMAN 70.3よりコスパが良いと思う。

現在は一般募集開始待ちですね。
シンガポールは日本からの直行便多いし、LCCもSCOOTやZIP AIRなどあるので、そこまで航空券は高くないと思います。
かなり格安を狙うならベトナムとかブルネイ経由が安いらしい。
(Singeporeの友人達は安く日本に行くためにその方法も選択肢らしい)

メシはローカルフードを食べればかなりお安いです。
中華、マレー、タイ、ベトナム、韓国など各国の料理が食べれます。
和食も手に入りますが、超高級品です。

一番のネックはホテルでしょうね。
正直高いです。。。
日本のビジネスホテルの質で200SGD/泊超えますね。
泊まって満足感を得るには300〜400SGD/1泊という感じではないかと。

ちなみに会場横のMarina Bay Sandsは大会中は満室でした。。。
(1泊1000SGDします。。。)
ヨーロッパ、中国からの参加者も多かったようだ。
Pro選手はおそらくPark Royal Collectionに泊まっていたっぽいです。

来年は出来れば会場近くに泊まりたいので、(Proレースもっと見たい)
Airbnbとかで家とかコンドを借りれないか探してみよう。

日本のみなさんも是非参加してみてほしい大会です。

https://protriathletes.org/events/pto-tour/asian-open/age-group/




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