手土産の選び方

まず、手土産を選ぶ際に考えておきたい点が幾つかあります。

手土産は何かしらその場でお渡しする物があれば良いという訳ではなく、その品物によって、感謝もしくはおもてなしの心が相手に伝わらないと、無いものと同じです。よって、意外と手間がかかるのですが、購入に至るまでにしっかりとお相手について情報を収集をする必要があります。

収集すべき情報は、ざっと以下の通りです。

嗜好(当たり前ですが)

好き嫌いの有無、アレルギー

ご家族構成(奥様や、いらっしゃる場合はお子様の嗜好も分かるとより良い)

ご家族がいらっしゃる場合、一緒に住んでいるかどうか(お一人暮らしの場合とご家族同居の場合では数や量が異なる為)

出身地(所縁のあるものをあえてご用意するor避ける為)

お会いする日の動線(お車か否か→手土産の重さはどの程度まで許容出来るかの判断に繋がる為)

過去にお渡ししているお土産(可能な限り履歴を遡り、重複しないように気を付けます)

・遠方からいらっしゃる方の場合、先方の本社の地の名産物は避け、出来れば東京でしか手に入らないものをお渡しする

・遠方からいらっしゃる方の場合、その後の行程を確認し、続くようであればお荷物になるので事務所orご自宅にお送りする

・以前お話に挙がった事柄に通ずるもの

この情報を取りに行くのはなかなか大変ですが、ここまでリサーチして喜んで頂けるものをお渡しした時の喜びは、心にずっと残る一品になりますし、それでこそ渡す価値のあるお土産と言えるでしょう。

・・・と、そうは言ってもここまでお相手にコミットしたお土産をお渡しするのは難しいと思いますので、次の記事では、私が困った時によく手配するお土産を幾つかご紹介したいと思います。

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