星野

合唱王国の異名を持つ福島県出身。 高校時代に合唱部に所属して、日本一になったことがあり…

星野

合唱王国の異名を持つ福島県出身。 高校時代に合唱部に所属して、日本一になったことがあります。 現在は働きながら映画論、吹替論を軸に研究しています。

最近の記事

2024年の意気込み

2024年も2ヶ月を過ぎました。 ここで、今の気持ちを整理しつつ、今年の目標を書きたいと思います。 今年は、私の人生を良いものにするための、1番の勝負の年だと銘打っています。 論文執筆。アカペラサークルのライブ出演。 上に掲げたものはほんの一部で、他にも成し遂げたいものはたくさんあります。 今まで辛いこと、悔しいこと、悲しいことを数え切れないほど経験してきました。 そうした人生を一気に変える、そのチャンスに満ちているのが今年だと感じています。 今年に入ってから、図書館に

    • 新年度を迎えるにあたって

      新年度を迎えて、2日目も終わろうとしています。 先週、福島に帰省して、素晴らしい思い出を作ってから1週間経ちました。 その時の思い出を整理するとともに、新年度を迎えるにあたっての抱負を書きたいと思います。 ①帰省の思い出 3月25日、26日に福島県に帰省していました。 郡山市のビッグパレットふくしまで開催される、福島中央テレビ主催のイベント『中テレ祭り2023』に参加するためでした。 私は25日に参加しました。 一言で表すと、「最高」でした。 ずっと観ていたテレビの世界

      • 決意表明

        2月8日、人生の道がようやく開けたような気がしました。 予定通り、通っている大学で今年度論文を書く準備をして、再来年度で論文を執筆する、というスケジュール通り研究が進められそうです。 このことについて、少し述べさせてください。 私は、今まで負け続けの人生を送ってきました。 人生、思い通りに行ったことは殆ど無かったです。 この手で、この人生からドロップアウトしようと思ったことは何度あったか。 それでも、良いことは必ずあると信じて生きながらえてきました。 そしてとうとう2

        • 城達也の思い出〜『ジェットストリーム』と私

          未だに覚えていることがある。 テレビのCMで、「音楽の定期便、ジェットストリーム」というナレーションが流れると、両親が話をし出した。 「これ欲しい?」「うん」 滅多に会話をしない2人が、話をし出した。 「ジェットストリームって、なんだろう?」 今から10年以上前のことだが、今でもはっきりと覚えている。 そして、その日以来、私の脳裏から「ジェットストリーム」というラジオ番組と、あのセリフを言った「城達也」という名前が消えることはなくなった。 それは、とても素晴らしい出会いだ

        2024年の意気込み

          ウッディとバズ・ライトイヤーの声〜トイ・ストーリー3』論〜

           2022年6月17日(金)、日本テレビ系列『金曜ロードショー』で『トイ・ストーリー3』(2010年劇場公開)が放送された。トイ・ストーリーを観たのは久方ぶりであるため、ストーリーを殆ど忘れていた。久しぶりに観たが、子供心に帰って楽しむことができた。  観ている中で、1つ思ったことがある。主役2人の声優である。ウッディは唐沢寿明氏、バズ・ライトイヤーは所ジョージ氏。二人ともいわゆる本職の声優ではない。だが見事にキャラクターにはまっていた。  今回は、『トイ・ストーリー3』

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          『トップガン マーヴェリック』の感動

           昨日、『トップガン マーヴェリック』(吹替版)を観てきた。  素晴らしかった。その一言だった。  本当は、もっともっと語りたいことがたくさんある。それでも、どの点がどう素晴らしかったかを言葉で表現するには、冷静になるための時間が必要だった。  一夜明け、前作『トップガン』(1986年)の吹替版を見直して、私が考えたことを書き記したいと思う。  なお、ネタバレになることを防ぐためにストーリーには極力触れないようにした。 前作とのつながり 音楽から見た『トップガン』 吹替

          『トップガン マーヴェリック』の感動

          映画の世界に没入させる秘訣      ~「アンタッチャブル」からの考察〜

           2021年4月、池袋にあるTOHOシネマズ池袋にいた。「午前10時の映画祭」という企画の下、上映される映画を観るためだった。  名作と呼ばれ長く映画ファンの心を揺さぶってきた古今東西の映画を午前という早い時間帯に上映する企画。それが「午前10時の映画祭」。そのラインナップの1つにあったのが「アンタッチャブル」(1987年)。  事前知識無しに観たが、オープニングですぐに心を鷲掴みにされた。「これが映画だ」というものをまざまざと思い知らされた。しばらくの間、衝撃や感動が体を

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          金曜ロードショーの映写機のおじさん

           僕は映画が好きです。                  今、映画についての論文や本を書きたいと思っていて、そのために勉強をしているところです。論文や本と言っても、作品の裏話や感想を書いたようなものではなくて、映画論に基づいて学術的に考察したもの。  このnoteでは、論文や本を書くために必要な文章力を磨いたり、映画を観て考えたことや感じたことを記録する、備忘録として使っていきたいと思っています。  まず1回目は、金曜ロードショーについてから。  1月7日、金曜ロード

          金曜ロードショーの映写機のおじさん