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人生のゴールはゆっくりでいい。

オリンピックのマラソンで
世界で最も遅い記録を作った
日本人がいます。

金栗四三(カナクリ シソウ)さん
なんと、
ゴールまでに55年もかかったのです。

なぜか?

レース中に猛暑で意識不明になり
目を覚ました時にはレース終了。

大会側へ棄権を伝えずに帰国したことで、
記録は「行方不明」扱いに。

それから55年後。

行方不明、つまり現在も
走り続けている状態として
扱われていたことに気付いた
オリンピック委員会が記念式典で
金栗さんを
ゴールさせることにしたのです。

76歳になった金栗さんは
競技場をゆっくり走り、
55年の時を経てゴール。

ゴール後にこうコメントを残しています。

「長い道のりでした。
この間に嫁を娶り、
子供6人と孫が10人できました」

マラソン中に、孫が10人!(笑)

長い人生、
何度も挫折と失敗をするかもしれない。

でも、
人生のゴールはゆっくりでいいんです。

今日も頑張ったね。
おつかれさまでした。

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