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「Inaoなリライト」その12 ~石森 宏茂 さんの自己紹介文より

世界を狭くするも広くするも自分次第!

『Inaoなリライト』は、私がLinkedInの
自己紹介文を読んで、私なりに
自由に解釈してリライトする企画です。

本記事の 石森 宏茂 さんの紹介で第12回目。
SNSでの紹介をOKいただいた方のみ
紹介しております。

(ここからリライト引用)

チバニアンからクアラへ!

「…え? それは、何かの暗号ですか?」

これだけでピンと来る人は、
地質と地理にお詳しい方かもしれません。
私は学者ではありませんが、
石森宏茂さんの自己紹介を読み進める中で
自然と私の頭に浮かんできたフレーズです。

石森さんは、1984年生まれ。
千葉県の市原市の出身です。
大学卒業まで、千葉県で過ごした。

市原市と言えば「チバニアン」で有名な土地。
チバニアンとは「千葉に安住している人」
…ではありませんよ?
地質時代を区分した呼び名の一つ。
2020年に「Chibanian=千葉時代」と命名された。

誕生から約46億年もの長い歴史を持つ地球は、
地質的にいくつもの時代に分けられています。
恐竜の「ジュラ紀」「白亜紀」などが有名。
そのうちの「第四紀」「更新世」の中期が、
チバニアンと名付けられた。

実は、地球は「地磁気」が何度も逆転している!

今は北極付近がN極、南極付近がS極なのですが、
逆になっていた時代もあるんですね。
市原市の田淵にある地層には、
最も新しい地磁気逆転の記録が鮮明に残っている。
「時代を分ける境界」が分かる地層だ!として
世界的に認められ、チバニアンと名付けられた。

…石森さんは、大学の在学中に、
まるで「地磁気が逆転する」ような
衝撃的な本に出会ったそうです。
それが、高橋歩さんの『人生の地図』という本!

「そうだ、俺は誰かの人生を
うらやむような生き方をするために
生まれてきたんじゃない!」

『バックパッカー石森』の爆誕です。
一年間をかけて、世界一周を敢行!
西回りで30数カ国を歩いた。
まさに「グローバルな旅人」となったのです。

日本に帰国後、新卒での就職で
教育ビジネスの大手企業に勤め始めました。
しかし、足元の大地が人生の運命を揺るがす。
2011年3月11日、東日本大震災。
自身も被災者となる中で、被災地支援に従事した。
これが会社員としてのキャリアのスタートでした。

さて、時は移りまして、就職から11年目
あまりに頑張り過ぎてきたためでしょうか?
体調を崩して、志半ばで離職…。

大学時代に出会った本により、地球規模の旅人へ。
大地が揺れたことで、被災地支援からの会社員へ。
では、離職を余儀なくされた石森さんは…?

三か月ほどのニート生活を送る中、
あることに気付いた、と書いてありました。
それはまさに地磁気が逆転するような閃き!

『人の価値は、知識や能力で決まるのではなく、
居場所や環境が定義するものではないか?』

◆2021年4月:「株式会社coto design」を創業
◆2021年4月:「ベンチャー企業」への転職


そうなんですよ。
石森さんが選んだ選択肢は、
単独の起業、単独の転職、いずれでもない。
何と『複業会社員』としての
キャリアを始めること、だったのです。
居場所や環境を、自ら作り上げたのです。

『coto design』の自社事業として、
経営企画者・Chief Strategy Officer(CSO)となり、
「一気通貫のワンストップ」で
直接経営に手を入れて介入するハンズオン支援!

『転職先の社員』としては、
企業や個人、スモールチームの経済活動の支援、
サイバーセキュリティなどの領域において
3社を渡り歩き、腕を磨く!

ビジョンを決め、戦略を立てて、
新規事業をつくり、成長させる経営者。
これはどちらかというと、
上から、宇宙からの視点、ですよね。
経済活動支援、サイバーセキュリティ。
これは現場に根差した
下から、大地からの視点、と言えるでしょう。

『複業会社員』=『経営者と会社員との複業』!
「社長かつ社員」「二足の草鞋」を履く!
約二年半、このような唯一無二の生活で
実力を蓄えた石森さんは、
2023年9月に完全独立を果たすのでした。

「まさに、グローバルで斬新な生き方
でも、そんなに膨大な活動範囲で駆け回って、
さびしく思うことはないのでしょうか?
再度、倒れることはないのでしょうか?」

ご安心くださいませ。
石森さんには、かけがえのない戦友がいます。
実は「石森夫妻」として、
お二人で世界中を駆け巡っているのです。

2024年から、日本の東京と
マレーシアのクアラルンプールの
「二拠点活動」を開始された、とのこと。
しかし二か国「だけ」には留まらない。
年に四~五回の世界旅行も続けている。

「人生の目標は、妻と一緒に世界の
196の国を踏破し、いつかは宇宙まで行くこと!」


そう、石森夫妻の夢は地球に留まらない。
はるかかなたの宇宙まで見据えている…。

そろそろ、チバニアンからクアラへ!の
冒頭の文章の意味がわかりましたか?
クアラルンプールは、マレーシアの首都です。
「クアラルン」・「プール」ではない。
「クアラ」・「ルンプール」です。

クアラとは「二つの川が合流する地点」、
ルンプールとは「泥」の意味。
錫(すず)の鉱山都市、
鉱石を洗って落ちる泥の川の合流地点として、
街の歴史が始まったクアラルンプール。
今では「多民族国家」であるマレーシアを
象徴する大都市でもあります。

「アジアらしくない都市だな」

クアラルンプールを訪れた人は、
そんな印象を抱くそうです。
なぜなら、この都市にはアジアのみならず、
「世界中から」人が集まってきているから。

イスラームの装束を着た、マレー系。
インドの民族衣装を着た、インド系。
中国語や英語など様々な言語も飛び交う。
石原さんのような日本出身の人も住んでいる…。

どうしても日本「だけ」で生活していると、
「みんなとは違うこと」に違和感を感じがち。
でも、この都市は違うんですよ。
「みんなと違うことが当たり前」です。
地球そのものを感じられる街、なのです。

世界中を旅してきた石森夫妻。
さながら地球のN極とS極のように
惹かれ合い、ともに歩むお二人!
クアラとは「二つの川が合流する地点」
お二人の想いはしっかり「合流」している…。

この先、たとえ明日から前触れもなく、
地球の地磁気が逆転しようとも、

誰かを「うらやむ」のではなく、
誰かに「うらやましがられる」生き方を
お二人はひょうひょうと進めていくに違いない。

はるかな宇宙への夢。足元の大地での生活。
離れている二つが、ぴったり合流している…。
石森さんの自己紹介文を読み込んだ私は、
そのように確信して大きくうなずいたのでした。』

(引用終わり)

「地球の風」を感じる自己紹介でした。
リライトの機会をいただき、
ありがとうございました!

※クアラルンプールもお勧めです↓

◆『Inaoなリライト』企画の詳細はこちらから↓

◆本記事投稿までに紹介した、記事へのリンクを貼ります!
※SNSでの紹介にOKをいただいた方の
記事のみ、紹介投稿しております。
※リライトのために私が読んだ自己紹介文は、
現在は更新されている可能性があります。

その1:砂押 美穂 さん

その2:金谷 武 さん

その3:宇野 恵美 (Satomi UNO) さん

その4:宮内 利亮 さん

その5:ダレーア 葉子 🍷 さん

その6:緒方 きえ(Kie Ogata)✍ さん

その7:渥美 幸大(Yukihiro Atsumi)さん

その8:白井 由香 さん

その9:若林由香 しあわせ社長 さん

その10:井口 大輔 a.k.a Dice さん

その11:塚本 智美 さん

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