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専門家が、いる。
どんな仕事、どんな業界にも。
スペシャリスト、と言ってもいい。
文字通り、スペシャルな技能を持ち
なかなか他人では代わりが効かない。

代わりが効かないのなら
その人に頼むしかない。

一方で、欠点もある。
その人がいなくなったら
仕事が回らなくなることが多いのだ。

弁護士を思い浮かべてほしい。
代わりをしろ、と言っても
なかなか効かない専門家だ。
もしその人が病に倒れたら?
他人が代わりをする、といっても
すぐには同じようにはできないだろう。

ただ、弁護団とか
弁護士法人、なんてのもある。
組織、複数であれば
代わりは効くだろう。
たとえ完全に代わりはできなくても
ある程度は同じように弁護できる。

何が言いたいのか、というと。

専門家を目指すのは良い。
オンリーワンになるのも良い。
しかし顧客の目から見れば、
その属人的な、富士山的な専門は
意外にリスキーだ、ということだ。

リスクを背負ってまで
自分個人に頼んでくれるのだ。
顧客の負担を、軽くしたほうがいい。
『いざ、私に何かあった時でも
こういう代替案があります』
と言える
専門家は、心強い。

『私がいなくちゃ始まらないよね?
ミルクでも飲んで
おとなしく待ってな!』
という
傲岸不遜な専門家は、
よほどの体調管理、
よほどの神技がない限りは、
顧客から見れば、ちょっと不安だ。

野球の監督は、
専門家集団の長なのだが、
仮に絶対的エースが急病になったら
代わりの選手でやりくりするだろう。

そういう監督がいてこそ、
専門家は、存分に戦える。

ソロスポーツならどうか?
一流選手には、一流の
バックアップスタッフがいる。
自分のパフォーマンスを最大限に
発揮する環境を作り、
いざという時の危機回避を行うのも
専門家の務めなのである。

LinkedInには、
その道の達人がゴロゴロいる。
あなたも、そうかもしれない。

しかし、達人だからこそ、
自分がいなくなった時にでも
顧客を失わない仕組みが
必要ではないだろうか?

その仕組みのヒントもまた、
LinkedInにはゴロゴロと
埋まっているように思うのである。

あなたの仕組みは、いかがですか?

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