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個別指導塾のメリット・デメリット

こんにちは、hitです。

今回は、2020年7月から個別指導塾でアルバイトをしている私から個別指導塾におけるメリット・デメリットをご紹介しようと思います。

個別指導塾では一体どのような指導を行っているのか、集団塾と比べてどのような魅力があるのかなど指導者目線で語っているので、個別指導塾に通ってみたい、子供を通わせてみたい、アルバイトをしてみたいなど多くの人に楽しんで読んでもらえる記事になっているかと思います。

ぜひ少しでも興味のある方はご覧になってください!

そもそも個別指導塾とは?

個別指導塾とは、講師一人に対して生徒が一人もしくは二人付くような形態の塾のことで以下のような特徴があります。

・生徒一人一人に合わせた学習プランを組める
・生徒が気軽に教師に質問できる
・わからない問題もわかるまで突き詰めることが出来る

講師一人に対して生徒が一人というケースを個別指導塾の形態としてイメージしている方も多いかもしれませんが、基本的には1対2や1対3の場合が多い印象です。しかし、塾によっては「値段が上がるけれど1対1のコースもあるよ」といった塾もあるようなのでそこらへんは事前に調べる必要がありそうですね。

■個別指導塾のメリット

まず、個別指導塾に通うメリットを以下の三つに分けてご紹介していきたいと思います。

・生徒一人一人に合わせたカリキュラムを組むことが出来る
・通う日時を調整できる
・先生との距離が近く、質問しやすい

メリット1:生徒一人一人に合わせたカリキュラムを組むことが出来る

やはり、個別指導塾の一番のメリットと言えば、その生徒に合わせた学習プランを立てられることです。集団塾だと自分の得意分野・苦手分野問わず同じペースで授業が展開されてしまうのですが、個別指導塾では、苦手分野を重点的に行ったり、得意分野ならば発展問題まで取り組んでもらうなど学習プランの融通が利くようになっています。

また、季節ごとの講習でも自分の苦手だった分野を復習してくれるので、苦手を潰したうえで新たな学期・学年に臨むことが出来ます。これは、個別指導塾を勧めるうえで一番のメリットともいえるでしょう。

メリット2:通う日時を調整できる

集団塾ですと、授業時間の融通が利かないことがほとんどだと思います。入塾前から授業時間が決まっていて、塾に来れない日があると休み扱いで授業には出れません。部活動に多くの時間を割いている中学生・高校生からすると、授業に出るのがどうしても厳しい曜日・時間帯もあるでしょう。

しかし、個別指導塾ではこのような心配をする必要がありません。
基本的に好きな曜日の好きな時間帯に、指定した教科の授業を受けることが出来ます。

また、個別指導塾では教科を好きなように選べるため、1教科のみの受講等も可能になっています。苦手科目の対策を行うのにも使用できるため、あまり通塾に時間を割けないお子様にもお気軽に通わせることが出来ます。
1・2年生のうちは部活で忙しいので、数学だけ週一回で通わせて、3年生になって時間に余裕が出来たら他の科目も併せて通わせるなど途中変更も容易に行えるので、お試しで1教科での受講を試してみるのもありですね。

メリット3:先生との距離が近く、質問しやすい

個別指導塾では、教えるときは1対1となるので先生との距離が近く、質問しやすい環境にあります。これもメリットの一つですね。

集団塾ですと、質問をしてしまうと授業の進行を妨げてしまったり、シャイなお子さんはなかなか質問が出来ない状態でいると思います。しかし、個別指導塾ならばそんなことを考える必要がありません。ほかの生徒のことなど考えずにガンガン質問できるのです。

「シャイなお子さんだと個別指導でもなかなか質問するのは難しいのではないか」と思われる方もいるかもしれませんが、個別指導塾では講師と生徒の距離が近く、集団塾や学校の教師よりも深い関係性が築けているので、多くの質問を投げかけてくれます。

また、入塾したての頃は質問しづらいかもしれませんが、基本的に講師の方が、説明後に理解しているかどうかを確認する質問を飛ばしたりするので、わからないまま授業が進行するといった心配はありません。

■個別指導塾のデメリット

いいこと尽くしの個別指導塾ですが、もちろんデメリットも存在します。そんな個別指導塾に通うデメリットを以下の二つに分けてご紹介していきたいと思います。

・ライバルが出来ず孤立しがち
・費用が予測できない

デメリット1:ライバルが出来ず孤立しがち

個別指導塾は一人で集中して授業を受けれるといった反面、ライバルが出来ずに孤立しがちであるといったデメリットがあります。
自分の働いている塾でもなかなか生徒間のつながりは見られず、生徒の間で切磋琢磨して成績を伸ばしている姿はあまり見受けられません。

しかし、友達と一緒に通うといった方式を取ってくれている方も何人かいて友達がいたほうがやる気も上がるし、お互いに競い合って楽しく勉強をしている姿が見られました。

なのでまとめると、基本的には負けず嫌いのお子さんは集団塾・他人と競うのが嫌いなお子さんは個別指導塾が向いていて、友達と一緒に通ってしまえば個別指導塾でも競って伸ばしあえるといった感じです。

デメリット2:費用が予測できない

個別指導塾のデメリットとして二つ目には費用が予測できないことがあげられます。これは授業のカスタマイズの融通が利きすぎるがあまりに生じるデメリットですね。

私の現在働いている塾では、1対1、1対2で授業をするコース以外にもオンラインで授業を受けるコースや、講師が横についてひたすら演習を行うコースなど色々なものがあります。さらに教科ごとにコースを変えられるので、事前に費用を予測しても、ずれが生じるケースがほとんどです。

なので、実際に費用を知りたい場合は入塾を検討しているいくつかの塾に出向いて説明を聞くのが最適です。聞けば塾側が入塾した際にかかる費用を細かく説明してくれるはずなので、少し手間ですが、いくつかの塾の説明を受けに行ってみましょう。

まとめ

以上、個別指導塾のメリット・デメリットをご紹介してきましたが、どうだったでしょうか。個別指導塾と集団指導塾はよく比較されがちですが、もちろんそれぞれに良いところがあって向き不向きが存在します。

これらのメリット・デメリットをよく理解して塾選びに生かしてもらえれば幸いです。



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