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我が家に『Cook4me』がやってきた

『クックフォーミー』と読むらしい。
そんな『I♥YOU』みたいな。


さておき、何かといえば早い話が圧力鍋だ。
娘の世話をしながら台所に立つのはなかなか難しい。とはいえ、コンビニ飯だけでずっと済ませる訳にもいかない。

そのへんを時短してくれるアイテムである『圧力鍋』という存在は、前々から気になってはいた。気になるけどよくわからんなという存在だった。
それを「なんか良いらしいね」とぽろっと旦那さんに伝えたところ「あ、いいと思うよ」と即答されたので、買ってきてもらうことにした。


旦那さんが選んだのは、これだ。


『圧力鍋』、それも『電気式の圧力鍋』
正直我が家はガスがプロパンなので、娘がいなかったとしても長時間の煮物などにやや抵抗感がある。実際これを使った場合にガス代とどっちが高いのかちゃんと比べている訳ではないけど、なんとなく「電気の方が安いのでは?」というイメージがあるので、ストレスフリーを考えればそっちの方が有難い。

このシリーズ、3Lのミニタイプ(~4人分)と6L(~6人分)の大型タイプがあるのだけれど、正直3Lの方でも第一印象が「でかっ」だった。
買ったのはいいけど、使う場所置く場所はあんまり考えてなかったなぁとちょっと苦笑したものだ。旦那さん曰く、どちらでもあまり価格差はなかったとの話だけれど、正直3Lタイプを買ってきてくれて本当に良かったと思っている。6Lタイプ、確実に持て余してた。


まずは内部の点検をする。
減圧の為のボール等を設置しているボールキャップやバルブカバーが、地味に固い。バルブカバー、外すのにギギギッと音がするのでちょっと怖い。まぁでも、別に不良品とかではなさそうなので良しとする。洗う時くらいしか外さないだろうし(こういう時に男性が1人いると有難い。私1人だとこの時点で前に進めなかった)。

実際に操作するボタンは、たった2つしかない。

①どれを選ぶか操作する為のダイヤル 兼 OKボタン(真ん中が押せる)
②戻るボタン

これだけだ。
ドシンプル。液晶パネル、タッチパネルかと思いきやそうじゃなかったので、マジでこれくらいしか触れるところがない。
分かりやすいっちゃ分かりやすい。


とりあえず何から作ればいいかわからんので、一旦カレーを作ることにした。ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、鶏肉という一番シンプルパターンで攻めることにする。いきなり訳わからん料理に挑戦するのは混乱するだけなので避けたい。

先に材料を切る。
で、『レシピ』をまず覗いてみた。「カレー」とかのシンプルな料理名で並んでるのかと思ったら、「チキンのココナッツカレー」とか「ベジタブルカレー」とか、地味に細かく分かれている。うーん、逆にそれを作る為の材料が足りないな。レシピ任せで作っていくなら、事前に専用アプリがあるらしいので、それをダウンロードしてから買い出しに行くのが正解っぽい。
今回はそのへんの下調べを全くせずに、いつもあるもので用意してしまった、ぐぬぬ。
ていうかレシピめっちゃあるなぁ。これメニュー探すの地味に大変では?
頭文字のインデックス機能がほしい。

とりあえず「ビーフカレー」が比較的今ある材料に近そうだったので、それでやってみることにした。
で、ある程度スタートしたところで、旦那さんから「『マニュアル調理』でやればよかったのでは?」と提案される。あっなるほど。今日はもう始めちゃったから、とりあえず次回はそうしよう。

クックフォーミーが1つ1つ指示してくる。
「余熱中」
「蓋は開けないでください」 アッ、スミマセン
「ルーと水以外を入れてください」
「肉の色が変わるまで炒めてください」

でかめの炊飯釜みたいな形なので、炒めやすいとは言わない。最初場所がなくて床に置いて使ってたので、床に正座して材料を炒めてるのはなんだか妙な気分だった。旦那さんが見かねて調理台の上を片付けて置き直してくれたのだけれど、そしたら今度はコンセントが外れてしまったり。『コンセントが着脱式で、よりコンパクトに!』が謳い文句にされてるんだけど、ここまでゆるくなくてよくない?マグネットもうちょっと強力でもいいと思うけどな。
まぁ、つけ直したらすぐ「停電時の復旧」みたいなモードになってくれたので、さして問題はなかったんだけど。

でも、煮込中にそこから離れて別の作業しててもいいっていうのはちょっといいなと思った。ガス火で煮る調理だと、いくらトロ火だとてあまり長時間放置するのは不安がある。これは電気なので、そのへんの心配がない。
私は元々IHヒーター反対派のガス火信者なのだけれど(昔IHを買ったら、まぁ火力はぬるいわ、ちょっとフライパンを持ちあげただけでピーピー鳴って止まるわで、全く使いものにならなかった。友人も同じ点で文句を言ってたので、ある程度IHヒーターに共通のポイントなんだと思う。2人とも10年前のIHヒーターで完全に信頼を捨てた形なので今は多分もっとマシなんだろうけど、でもやっぱりガスコンロが好きだ)、とはいえ火の怖さを軽視している訳ではないので、そこは電気の強みだなぁとしみじみした。

で、「材料の加圧が終わりました」の音が鳴る。割と早い。
水を入れて煮て、ルーを入れて、も少し煮込んで、完成。
基本的な工程自体は普通の調理とさして変わらない。材料をぽいぽい放り込んだら完全自動調理をしてくれるドラえもん的な未来はまだ先だなぁなどと勝手にしみじみする。まぁ、それも味気ないとか言われそうだけど。



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出来上がったのがこう。
見た目もまぁ、普通にカレーだ。まぁそりゃそうだ。
ちょっと水入れ過ぎたかも。


実食。



……あっ、じゃがいもがホックホク!!!!!!

ニンジンも肉も柔らかいけど、ジャガイモがやばい。めちゃめちゃ甘くてホクホクして美味い。これは分かりやすい、良い買い物をした。一口でそう思った。
みんなも圧力鍋に初挑戦する時はジャガイモを入れるといいと思う。

機能に『保温』や『再加熱』も付いているけれど、今回は特に使わなかった。翌朝温め直すのに『再加熱』ボタンを押してみたのだけれど、15分経ってもまだじんわりあったかいかなーレベルだったので、そこは諦めてレンチンにした。コスパが悪い。
多分『2日目のカレーを温め直す』機能ではなく、『調理した余熱がまだある程度の間に、ごはんのおかわりの為に温め直す』機能なんだろうなと思う。まだ機能の使いこなしが不慣れだ。色々やっていかねば。


やー、でもマジでジャガイモが美味いな。
うんうん、良い買い物をした。
またなんか作ろう。

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