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『ド』がつく言葉

保育園帰り、道端に咲く花を見て「これはねー、ドクダミって言うんだよ」って娘に話しかけたのが、スタート地点。

「ドアのド?」

あぁそうそう、合ってる合ってる。

「アデレードちゃんのド!」

シルバニアの、コアラの赤ちゃんの名前だねぇ。いきなり頭文字じゃないところを攻め始めたなぁとも思うけど、君がカタカナカードで『ド』を覚えたの、アデレードちゃんからだったもんな。印象が強いんだなぁ。

なんかそのまま、『ド』がつく言葉探しゲームが始まった。えっ、いきなり濁音スタートか。ド、ド、えーと。
ドラえもんはわかるんだっけ?履修させてないけど名前くらいは知ってるのかしら。幼児相手なので『そもそもこれは伝わるのか』とか『ドメスティックバイオレ……いやこのワードは教育上ここで出すようなもんじゃねぇな』とか、配慮をしつつのワード検索になったりする。地味な難易度アップ。ドイツとか国名はまだわからんよなぁ。ドレミ……は微妙なとこだな、どうだろ。

そんな親の葛藤など知らずに、娘は元気に「あっ!『おうどいろ』はどう?」とか聞いてくる。いいねー。じゃあ『どんぐりころころ』は?なんと『どじょう』も出てきますよと伝えると、娘の方も「いいね!」って言ってくれる。なんか褒められると嬉しいなこれ。
「『ハンドル』はどう?あっ、『ドライブ』もある!」おぉ、やるな。自分が思いつくのも嬉しいけど、向こうから出てくるワードチョイスも普通に感心しちゃうものが多い。

つい昨日noteにしたばかりの『思考力』を引き出すのにも、この遊びはちょうど良いのかもしれない。いっぱい記憶の引き出しを開け閉めして、何があるかなーって考えるのは、きっと良い。歩きながらでも出来るのが良いな、時々取り入れようかな。


というわけで、今朝も登園時、やってみることにした。今日は雨。じゃあ、雨の『あ』がつく言葉、何かあるかい娘ちゃん。

「あっ!『アツアツのポテト』!」

初手、それかい(笑)。

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