役に立たない才能について

ここ数日で自分の才能について、改めて思うことがあった。
僕はプレゼンテーターとしての才能はあるらしい。
社外の人が集まるグループワークみたいなものがあって、発表者に選ばれた。
結果としてはとても評判で主催の人間からも、会の広報で使おうかなと言われたぐらいだった。

ただ、その才能は役に立たない。
プレゼンテーションがどれだけ上手くても実績がついてこなければ最終的に人は聞かない。逆を言えば、プレゼン技術なんてものはおまけみたいなもので、付加価値的な扱いを受ける。
プレゼンテーターみたいな職業があればいいが、今のところ聞いたことがない。
ハッタリ八分は得意だが、高級布団を売る以外には用途が見えないので、どうしたものかと思っている。
僕が所属している会社も、他の会社もそうだけれども、プレゼンの技術について教える人はたくさんいるが、プレゼンがうまいというだけでは転職先はないのが現状だろう。
さて、この才能はどう生かすかと思案してみたが、結局のところ実績を積み重ねてみないとどうにもできないな、と諦めている。

実際のところ、社会ってそういうもので自身のスキルと会社の要求とがミスマッチしていることが多々ある。
積み重ねた上でないと、認められない才能なんてものはごまんとあって、全てを兼ね備えていないと(もしくは金を備えていないと)評価なんてされやしない。
社外では評判だったけれども、同じ場に出席していた社内の人間は茶化すばかりで賛辞なんてなく、まあ、そうだろうなと思う。ものすごい、性格のいい同僚は本当に褒めてくれたから救いだったけれども。

とりあえずのただの愚痴


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