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持ち物をそろえることは、RPGで主人公が武器と防具をそろえるのに似ている

こんにちは、高塚アカネです。

高塚は10年のうちに2~3回でしょうか。運命ともいえる本に出会い、「これは私もやってみないと!」と思い、愚直に本の通りにやってみる、ということをやるタイミングがあります。

例えばですが2011年~2012年。かのこんまりさんの、「人生がときめく片づけの魔法」が刊行。初版本を持っていた高塚は、本に本気で憧れまして、「私も乙女(ではないが…)な、私流に乙女な部屋を目指した~い!!(;'∀')」と思って、第1次手放し、片付けブームを引き起こしました。

その結果、私は見事に「ボヘミアン・インディアン・アジアン・エキゾチック」な部屋を手にするんですが、ただ。ただです。こんまりさんの著書には「正しくやればリバウンドしない」と明言されているのに、自分の中にメソッドを落としきれていない…というか、中途半端な状態でやってしまって、病の影響もあってリバウンドしております(;'∀')

こんまりさんメソッドをしっかりやり切ってない点で、「にわか」だった…とは反省です。そしてこんまりさんの華々しい経歴を汚してしまう「リバウンド経験者」ゆえに、「本の内容を私の中に落とし込めていなかった」とここははっきり書かせていただきたいと思います(;'∀')<こんまりメソッドをやったつもりの、にわかです。

その後のミニマリストブーム、もちろん元祖・断捨離のやました先生、「全捨て」のゆるりまいさんのコミックエッセイから、佐々木典士さん、ミニマリストしぶさん、ジョシュアベッカー、ミニマリストタケルさん…。その超・有名人が名を連ねるミニマリスト本には、私は全部目を通してすっかり「ミニマリストになりたい」!と熱望しました。

複数の本を読んで、自分の中に「執着心を持たない」ことを根付かせておりますので、今回ばかりは大成功。足掛け5年、かかりましたが、「ぜんぶ、捨てれば」で2020年、賞をいただけたという過分な名誉をいただいていることに、恥じないくらいにはなれたのかな…と思っております。

2012年から、もう10年以上経ちます。人生というのは、さらにレベルアップをさせるもんですね(;'∀')。

そして出会ってしまったのは、「超ミニマルライフ」+「超ミニマル主義」です。

2冊読んで、納得

こちらの本、最近連日書かせていただいているんですが、高塚は本気で感動しております。

もしまだ、お手にとっておられない方がいたら、できればどちらか、でなくて、「今は両方出てるから、2冊読んでほしい」と思いました。後から知りましたが、この本は当初、四角先生が1つの原稿として書いたも、大人の都合で抜粋されて、先行発売したのが「ミニマル主義」のほうだった、ということだったからです。

「売れなきゃ2冊目出せませんからね!?」…と編集さんに言われながら、見事スマッシュヒットを記録した1冊目のおかげで、1度は消えかけた「ミニマルライフ」が世に出てきた、というストーリーなのだそう。

編集さん~びびらずに最初から前編・後編で出してよぉ~(;'∀')

最初の1冊目でピンとこない事実を明らかにしている高塚。今だから愚痴っちゃいます(笑)

夢とは

この2冊を読んで、「四角さんのあとを追いかけたい!」。久しぶりに、そのような気持ちがわきあがりました。なんでかな? と思ったんですが、何となく2冊を読了して、気づきがあります。

ミニマリストに憧れた時、ミニマリストの先人は、「物を捨てると、なんだか「運」が上がるようで、やりたかったことがするするうまくいく」…であるとか、かのこんまりさんも、「片付けていたら夢が見つかって起業した!なんていう話はいくらもあります」…とか。そんな風に書かれる、この部分。

ぼかして書かれてる、その、みなさんが「やりたかったこと」や、「起業するほどの夢」って、なに?(;'∀')<みつからないんだが。

高塚、捨てることや、物を手放すことは全然、できるのに、最後の最後に残っているのが、「実はあまりやりたい気持ちがわきあがらない、本職」という、悲しい事実がありました。

四角さんは、ご本人の事実として、はっきり書いてくれているんです。「本気で遊ぶことを目標に、登山を中心に、「ライフワーク」を見つけたんです。登山の知識・知恵を、デジタルツールを使ったメディアで情報発信。記事での原稿料はもちろん、講演。出版…。その登山のために、住まいはニュージーランド。また、基点から、世界を旅するように暮らしています。」…。

「本気でやりたいこと」って、こんまりさんに置き換えると、「片づけオタク」ですとおっしゃるように、「本気で片付けることを中心に、その知識・知恵を情報発信し、講演して、出版。その住まいはアメリカ。」…という感じで、憧れた人たちが全員なにか1つ「軸」になるものを持っていて、その情報を発信している一端を、私はうけとって憧れていたんだ…と。

高塚、「ミニマルライフ」を読んで、「金のためにやりたくもない仕事をしているなら、それは「ライスワーク」と私は呼んでいる」と書く四角さんに、頭をぶん殴られております(;'∀')

「ライスワーク」でストレスをためて、お酒で酩酊してたから夢も何も見つからんのよ!!(;'∀')

長らく、あほのような人生を送ってきているような気がするな。…と、気づいて愕然としている今です。※もちろん、高塚が当時「人生だ」と思っていた酒は人生経験を積むに役立っており、この「酒」が軸だったならば、この限りじゃないのかもしれません。

高塚、まず自分のリソース(持っているもの、過去にお金をかけてきたこと)を棚卸ししまして、「これやりたいのよ!」というただの1点を、見つめなおすことにしました。※この作業、レベル1の「すっぴん」の主人公が、薬草と皮の鎧、木の棒を装備するところに、ちょっと似てるんですよね…(;'∀')

その、未来がまだ見えてない雑記は、また明日に続きます!!(;'∀')

◆  ◆

「将来フランスに住みたいなら、なんでもいいからフランスにかかわる仕事に就いたほうが良い」という四角さんのメッセージを手に握りしめて書きました。

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