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【読書】いざってときの捉え方を学ぶ

VISION合同会社 植田仁です。
様々なかたとお会いし、その方のご経歴やキャリア、今何を大事されているかを知ることはとても学びになります。
講演会を開くときにもその学びを分かち合ったりしています。

今回の読書。
著者はクイズがお好きなだけあって、本の読み方進め方もクイズ形式でとても興味深く、一気に読めました。

一流は何を考えているのか その他大勢から抜きん出て、圧倒的な結果を生み出す「唯一無二の思考」

著者 西沢泰生氏

作家。1962年、神奈川県生まれ。
中学生の時にテレビでクイズ日本一決定戦を観てクイズ王にあこがれる。「アタック25」「クイズタイムショック」などで優勝。「第10回アメリカ横断ウルトラクイズ」ではニューヨークまで進み準優勝を果たす。
大学卒業後は会社員となり、約20年間、社内報の編集を担当。日々、書籍やテレビから知識、雑学を得続けた結果、さまざまなエピソードや名言に精通する事になる。

https://kanki-pub.co.jp/pub/author/details/2594/

特に私が学びとなったものを抜粋して取り上げたいと思います。

自分のオフィスや研究所が全焼したら?

引用元https://pixabay.com/ja/illustrations/%E7%94%9F%E6%88%90%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9Fai-%E6%B6%88%E9%98%B2%E5%A3%AB-%E7%81%AB-7715020/

自分の研究所が全焼したときのエジソン67歳。
息子に声をかけて
「お母さんをすぐに見つけてここに連れてきなさい。こんな大きな火事を見るチャンスはめったにないからね。」
お父さんに電話をかけて
「今、うちの研究所が火事なんだけど、花火みたいに綺麗だから、火事を見ながら一杯やりませんか」といった。
「火事というのはありがたいね。今までの失敗を全て灰にしてくれた。またゼロからスタートできることを神に感謝しなければならないな。」
「自分はまだ67歳でしかない。明日から早速ゼロからやり直して、今まで以上に立派な研究所を作る。落ち込んでる暇なんてない」

本書より抜粋

自分が同じ立場ならどう思うだろうと考えてみたのですが、
エジソンは想像を遥かに超える思考でびっくりしました。

ちなみにこの火災のときに、夜の暗闇の中での消化活動に苦労する消防隊員たちを見ていたエジソンが、後にサーチライトを発明したといわれています。

過去何を積み上げてきたかよりもこれからどうなっていきたいか?
自分の明るい未来をどれだけみて今を生きているかが大事だと学びました。

で?だから?どうする?と問いかけてすぐに前進する捉え方をしていきます。

口下手で不人気で極貧生活のホストが一躍有名になれたのは?

引用元:https://pixabay.com/ja/illustrations/%E5%9F%B7%E4%BA%8B-%E3%83%88%E3%83%AC%E3%82%A4-%E9%A3%B2%E6%96%99-%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3-965333/

ブログでビックマウスを連発したこと。
出る杭は打たれるって言うけど、杭がスカイツリーくらいだったら打たれないでしょ。
逆境は確かに辛いが、大切な相手に愛情や忠誠心を示す事ができるタイミングでもある。人間の本心は苦しい時によく見えるものだから。

本書より抜粋

これは「世の中は二人しかいない俺か俺以外か」で有名なローランドさんのお話です。
今のご活躍からすると想像も出来ないのですが、ローランドさんにも全く売れない時期があったそうです。
そのときに何かできることをとブログを始める。でも単なるブログじゃ面白くないというところから、こだわって発信。人気に火がついていったそうです。

どんな状況環境事情であろうと、それを言い訳や諦める理由にせずに、どうやったら良くなるか?どうやったら成果になるか?を自分で考え、挑戦し、工夫していくって大切な考え方ですね。

新店オープンの日に新品の商品が全てキズ物になっていたら?

引用元https://pixabay.com/ja/illustrations/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%88-1853203/

ニトリ創業者の似鳥昭雄氏。
北海道初のドーム店舗を作り、オープン直前の大雪でドームの屋根が落ちて新品の家具のほとんどがキズ物になった。
似鳥さんはこのピンチをいかに乗り切ったでしょうか?
開店記念 ハンパ品 キズ物セール と宣伝して完売させた。

本書より抜粋

商売人として同じ状況になったら落胆してしまいそうな気持ちになります泣
そんなときも、成功者はポジティブに捉え、ピンチをチャンスに変えてきたんだと学びました。

似鳥氏の1店舗目の名称は
「似鳥家具卸センター北支店」
だったそうです。
卸とつけることでお客様目線からみると安いというイメージを持つ。
支店とつけることで他にもお店が沢山あるんだと想起させる。

ピンチは見方を変えたら大きなチャンスだと思ってこれからも仕事していきます。


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