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子供たちの想像力と創造力が詰まった空間

小学校の夏休み作品展に行ってきた。

毎年、楽しみにしている行事の一つ。

夏休みの絵は、低学年を見るとまだまだかわいい絵が多く微笑ましくなる。

高学年になるにつれ絵も立体的になったり色使いに濃淡があって本格的になる。

海に行った時の絵、キャンプをした絵、セミとりの絵など。

工作は、低学年も高学年も作る物はほぼ一緒だったりする。

学年があがるにつれ難易度が高いものが増える。細かい所にまで細工があったりで見ていると感心する。

工作には、毎年ある物、工作でも流行りがあるのか去年までなかったような物が並んでたりする。

今年でいえばアルミをハンマーで叩いて作る
銀の球だ。去年までもあったけど今年は意外と多かった。

自由研究は、家の近所にはどの種類のセミが多いかとか。数種類のセミの抜け殻を集め模造紙に貼り付けてセミの説明を書いていたり。

10円玉をどの液体で磨くと1番キレイになるかとか。写真付きで詳しく調べていて分かりやすかった。

住んでいる地域の歴史を調べたり。
これも、図書館とかで調べるのか年表がびっしり書かれてて感心しかない。

私の今年1番印象に残っている作品は
色々な自動販売機を探そう!と題して壁に貼ってあった自由研究。

変わった自動販売機を探し出し写真を撮って
模造紙に貼りどこでみつけたかを細かく書いて自分のコメントを書く。

食品の販売機が増えてきたと言っても
たまたま歩いてたらあったとかで巡り合える物でもないし、調べて、歩いて、自転車、車でそこまで行って写真を撮ったんだろう。

あと段ボール紙で作られた海賊船。
2年前に息子もワンピースに出てくるような
海賊船を作ったのだけど、この子が作った船には、キラキラしたお宝が沢山積まれていてスイッチを入れるとそのお宝が照らされるようになっていた。

明かりがつくところを実際やってみたかったけど作品に触る事はダメだったので出来なくて
残念。

船を作るだけでも大変なのに、灯りもつけるとなるとそれはそれで大変だ。

作品展を見た後は、テンションがあがる。

絵を見ていると夏の楽しさがすごく伝わるし
自由研究も色々頑張って調べ物したり観察したりしたんだなって思えるし、工作もうまくいかない事もあっただろうし。子供たちの頑張りが感じれる。

でもその裏側には、それぞれの家庭の頑張りが分かるから私は、この空間が面白くてもっと好きなのかもしれない。


1人斬新で賞をあげたい子がいた。

カップヌードルのカップに絵を描いたと題して数ある作品に埋もれていた作品だ。

絵じゃなくてカップヌードルの文字を色ペンでなぞってあるだけの作品だった。

来年が最後。楽しみだな。





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