言葉が出てこなかった経験




ピアニストの西村由紀恵さんが著書の中で、



子どもの頃、話すことが苦手で、
例えば、"好きなものは何?"と聞かれたとしても、
答えはあるけど、あれもこれも、どう答えたらいいのか…と、
頭の中で色々考えて、結局言葉が出てこない。
変な子ね、と思われてしまう。



ということを書かれていて、
それを読んだ時に、わかるー!って思いました。






わたしも、質問に答えられなかったり、
挨拶しなきゃ、お礼を言わなきゃ、
と頭では思っているのに、


声が出てこない、
言葉が出てこない。


どうして言えないんだろう…と自分にガッカリしたり、
悔しかったり悲しかったりしたことが、
たくさんありましたから。






逆に、心を許した相手に、
あれもこれも…と思いつくままに話して、
オチは?と言われたり、
で、どういうこと?
と言われて、悲しかったりしたこともあります。






別にただ、自分がおもしろかったから、
話したかっただけなんだけど…





オチがなかったり、
うまくまとまっていないような話や、
意味がわからない話、
相手にとって何にもならない話は、

突っ込まれてしまうかもしれないから、やめとこ。
と思うようになったかもしれません。





潜在意識は感情を強く記憶してしまうので、
好きなように話すと悲しい思いをする。
という思い込みになってしまった可能性があります。





『で、どういうこと?』
という言葉を、とても恐れていると思います。






言ってることがよくわからないと言われたり思われることは、
自分も悲しいし、
人にも伝わらないし、
理解もされないし、
受け止めてもらえないと思い込み、





そして、話すことがどうとかはもはや関係なく、



人は自分を受け入れてくれない。
自分は人に応援されない。
わたしを助けてくれる人はいない。
わたしの周りには人はいない。
友だちも仲間も結局のところいない。




という思い込みが作られていくのです!!!






あるわ〜、めっちゃある。

わたしの潜在意識、これがすごいある。









ところでわたしはコーチングを受ける時、
アホほど一人で喋り続けます。笑




少し前にも書いたのですが、
前回90分のセッションで50分間喋りました。
今日はもうちょっと粘って、
1時間喋りました。





わたしはこれだけ喋れるのかと、
いつも驚きます。
一人で永遠に喋り続けられます。




でもそれは、コーチがひたすら聴いてくれるからですし(ありがたいこと!!!)、
しかもその奥にある自分に、
この後、絶対に出会える。
と自分が信じているからでもあります。




今日も、新しい自分に出会えましたが、
これは、なんでも話すから出会えるんだと思うんです。
どんなにくだらないと自分が思っても、
小さなことだと思っても、
話したかったら話す。
堰き止めたら、出会えない気がしています。





別に人と話したくないし、
自分のことなんて、わかってるし。



逆に、どうせわからないし。



って決めつけて外に出さなかったら、
本当の自分に出会えないんじゃないかなあ…
と思うぐらい、
話し倒すことの価値を感じています。





安心して、
オチもまとまりも説明も何も気にせず、
自分の中にあるものをただただ出して出して、
出しまくったところで、

自分の中にある課題や向かう道、可能性が、
びっくりするぐらい広がると思うんです。






わたしはコーチと出会って8年で、
ものすっっっごく!変わりました。





人は、自分が望めば、
いつからでも絶対に変わることができるから、


わたしがまだ頑固に持ち続けている思い込みや決めつけたちも、
変えることができるはずです♪





過去のわたしのように、変われない自分を否定し続けている人がいるとしたら、


その方が、
安心して話すことのできる相手と出会えますようにと、
心から願います。





わたしがコーチと出会えたように、



今のわたしが喋り倒して自分に気づくことを楽しんでいるように、




そんな未来もあるかもしれない!って、
思ってもらえたらいいなあと、
思っています。



















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