コンフォートゾーンを抜け出して





このところ潜在意識の話を続けているのですが、


先日のセミナーで、ペアワークをした相手の方が、
すごくお話が上手で、
こんなふうに話せるっていいなあ!
と、とっても憧れました。





セミナーなどに参加すると、
すごくわかりやすくお話をされる方がたくさんいらして、いつも、
こんなふうに話せたらどんなにいいだろう。
と思うことが多かったのですが。





こんなふうに、って、なんだろう。
一体何に対して、わたしは、
すごいな!いいな!と思うのだろう?






それは大体こういうことです。



自分の言いたいことや、
人の話したことを、
すっきりとまとめることができる力。



余計な言葉が入らず(あのー、とか、えー、あー、なんだろう、なんていうか、うーん、とか)、
スラスラと、よどみなく、吃ったりもせずに話す力。



端的でわかりやすくて想像がしやすく、
共感できる話し方。











すごいな、いいな、と思う時点で、
自分にはできない(と、思っている)ことをやっているその人を上に見ていて、



その力は自分にはないもの、と思い込み、
決めつけているのかもしれませんが、





心の仕組みで言うと、
自分の中にあるタネが、それを拾っているようです。




そのタネは、自分にもそれができるということです。








いやいやいや………





わたしはダラダラと話すし、
順番とか、考えれば考えるほどバラバラになってしまって、
自分でも何を伝えたいのかわからなくなるし…




スムーズに言葉が出てこなくて、
えーなんだろう、なんて言えばいいかな、
あの〜、えっと、うーん、それこそ、
みたいな、伝えたいことと関係ない言葉がいっぱい入ってしまうし、




言葉に詰まるし、吃るし、




スパッとわかりやすく、想像しやすい言葉で表現することとか、




できひんでしょ。




タネなんて、ないって!







…とネガティブ全開(というか、拗ねている)で思うのは、

今(と過去)の自分で見ているからで、
現状と理想を照らし合わせて答え合わせをして、

はい!違いますね!残念!

とジャッジをしているだけです。






話し言葉だけでなく、
文章を書くときにもとにかく長くなってしまうし、
あれやこれやと溢れてはくるものの、
まとめる力に自信がなくて、
結局のところわかってはもらえないと思うこともありますが…
(それを、よくない、とほんのり思っているのも自分の課題ですが)




なので、
ここからが自分としては衝撃だったのですが、



わたしは、"一方通行の表現"を好んで選んでいました。






人と話すことは、ダイレクトに相手の反応が分かります。
双方向のコミュニケーションといえます。




でも文章や手紙は、
相手の反応がすぐに見えないこともあります。
自分が投げて終わることも、あり得ます。





音楽でも、ステージに立つより、
自分の感情を受け止めてくれる手段として楽器と技術があり、
聞いてもらう必要のない楽しみ方が好きでした。





相手の反応を気にする必要のない、
一方通行の表現を好んで選んでいたのは、


自分の中にあった、
結局のところ自分は共感されない、
わからないと言われる、
応援されない、
伝わらない、
わかってもらえない、


といった、自分に対する思い込みが作っていたもので、



もしかしたら本来の自分は、
もっと違う表現があることもわかっているのかもしれないと思いつきました。





好きなことはそれでいいし、
なにも間違ってない。



それはそれでOKで、
好きで続けたっていい。




だけどもしそれが、
自分の中の傷ついた感情からできた思い込みから選び出した方法だとしたら。


自分を守るために選んできた表現方法だったとしたら。




もうそのコンフォートゾーンを出て、
新しい自分に会いに行ってもいいのかもしれません。




守っていた自分にありがとうを言って、
もうちょっと、違うふうにやってみるわ!
と、安全で快適だったその空間を抜け出してみても、
いいかもしれません。





ちなみに思い込みは、
相手や場面によっても違いますね。



ある場面では、
これほどまでにネガティブなジャッジをしているけど、



違う場所ではそうでもなく、堂々とやっているとか、


逆に、特定の場面でのみ、ひどく心が乱れてしまうとか。




できる場所から、一歩ずつやるのがいいですね!

自分を痛めつけたり、壊すためにやるのではないのですから(^^)




一番大切なのは自分なので、
無理をしないこと。



やり方なんて実はまだよくて、
こういうことがあるかもね、
と、気付いたり、わかってきた、という、
ただそれだけでいいのでしょう。




自分を知ることが、自分への最大の愛!
わたしにもタネがあって、
憧れのあんな姿になれるかもしれないなんて、
ワクワクする!
って、ただ思っていたら、いいんですって!




否定するのはもうやめにして、
自分のこれからに期待していきたいですね♪




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