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いてくれるだけでいい…大切な人を守るためにできること…


今朝早くLINEが届きました。


💬おはよう。
心配かけていてスミマセン。やっと声がでるようになり、横山さんの声が聞きたいなぁと…。
空いている時間があったら教えてください。


💬今すぐでも大丈夫です!


やっと…待っていた連絡が届きました。


先日、生死を分ける急病に襲われて、遠くの病院へ救急搬送された友だちの声がやっと聞けました。


生きていてくれて、ありがとう。


「発症した状態を放置しておくと、発症後15分で20%弱、24時間で40%弱、1週間以内に70%以上の患者が死にいたる」と言われる重篤な病気。

助かった後も…
「発症後2週間以内を急性期、2週~3ヶ月までを亜急性期、3ヶ月を超えると慢性期」と、予後が長い。


ここ2週間、心の隅にずっとあった「心配」が、
声を聞けたことで「少しだけの安堵」に変わりました。

彼女へ視察へ向かう車窓から見た琵琶湖の写真を送りました。
彼女も何もなければ京都旅行へ行く予定だったそう…


💬視察で京都の亀岡市へ行ってきたよ。

💬🗼変な格好して写真撮られんよ!…笑🗼

議会へ入った私のことを、
「忙しいだろ、身体気をつけんきゃダメだよ」と、いつも心配して励ましてくれる彼女らしい一言に、今日1日の元気をもらえました。


「いてくれるだけでいい」と願う大切な人。


救急で市内の病院へ運ばれた彼女が、なぜ、県外の病院にまで運ばれなければならなかったのか…。


彼女に起きた容態の変化とその時の周りの状況…

先日も、このnoteに書きましたが…


医師にも私たち市民にもよりよい医療環境を整えようと動き出している「地域医療構想」によって、
「いてくれるだけでいい」と願う大切な人を、失うことがあってはいけないと思います。


そのためにできることは…。


医療構想と併行して、遠い病院までの道路や搬送の整備を進めることであり、
医師不足なのは産科ばかりではないことを知ることであり、
自分たちが住む自治体の急性期医療が、致死率を心配せずに確実な形で確保されるように整えることであり、
1人で暮らしているのは高齢者ばかりではないことを、もっと身近に、もっと皆が自分ごととして、知ることから取り組みへ発展させなければならないと思いました。


救える命に不公平と運の良し悪しが生じないように。


「いてくれるだけでいい」と願い続けた彼女から、
たくさん教えてもらいました。


生きてください。





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