見出し画像

これが実現できたら、生活はどう変わるだろう

働く会社員として、毎日家と会社の往復で、ごく普通な生活を送っています。当たり前のことであるが、同じことの繰り返しで、決して面白い毎日とは言えないです。
また、仕事や職場において、効率を上げるため、何をすればよいのか、よりよい職場環境にするため、自分にできることはあるのかと真剣に考えて、変えていくのも楽しいですが、たまに息抜きで空想に近いことを考えてみてもいいかもしれません。
職場の課題改善に関する記事はこちらです。

今回は、考えるだけでも楽しくなることをいくつか紹介します。実現するのにはハードルの高い話になりますが、実現したら、生活はどう変わるだろう。みなさんも一緒に考えてみてください。劇的に変わるでしょう!と思います。


話題1 メイクアップ自動提案アプリ

メイクアップの効果

メイクアップは、「人に良い印象を与えたい」「顔の欠点をカバーしたい」「違う自分になりたい」といった外見的評価を高めるために行なわれています。 心理的効果として、気分を変える、前向きになる、リラクス、安心感の増加などの効果があると知られています。
また、医療保健現場ではメイクセラピー、いわゆる化粧療法といわれる技法も用いられています。
これほどメイクアップは、外見に働きかけることで人の心や生き方に大きく影響しているといわれています。

「メイクセラピーは,単に外見を綺麗にするだけ ではなく,カウンセリングによってメンタルサポー トすることを目的としている。自分の中にあるマイ ナスの思い込みを取り除き,新しい魅力や可能性を 発見することができるカウンセリングの手法を取り入れたメイクアップ技法である」

大阪医科大学看護研究雑誌 第3巻(2013 年3月)

私だけじゃない!メイク失敗あるある

これほど影響力のあるメイクアップですが、イメージ通りに仕上げられないのが常であります。
メイクするときよくしてしまいがちなメイク失敗あるあるについて、
・眉毛が不自然
・アイメイクの色が顔に合っていない
・ファンデーションの色があっていない など
メイクが上手にできなくて、「自信がない」「もうノーメイクでいいや」と諦めていませんか?

自分に合うメークを提案・実現してくれる

このような悩みを解決してくれるアプリがあれば、地肌の色に合うファンデーションを、顔の形、目の形に合わせて、眉毛の色や形などを提案してくれて、また、ビジネスシーンやセレモニーシーン、そしてその日の服装に似合うトータルメークの提案をしてくれる、このようなアプリがほしいです。
メニューとして:
・顔(目、鼻、口、額等)
・シーン(結婚式、営業、客先訪問等)
・服装(カジュアル、礼服等)
・気分(普通、落ち込み気味等)
などを細分化して、各メニューから選択することでトータルメークアップ提案をしてくれます。
さらに、提案に基づいて、メイクアップした後、写真で提案通りにできているかの判定、改善箇所も教えてくれます。
ここまでアプリがしてくれれば、もうメークは失敗しないでしょう。毎日が楽しく過ごせるに違いないです。

話題2 空飛ぶ絨毯

通勤を楽にしたい

この間の台風13号のおかげで、交通機関の遅延、運転の見合わせ等の影響をもたらした以外に、自宅から最寄り駅まで歩いただけで、靴も服もびしょびしょに濡れになってしまいました。通勤がつらいと思わず、考えてしまいました。
お天気の日でも、どこでもドアとは言わないが、空飛ぶ絨毯でもあれば、気持ちよく楽に通勤できるでしょうと、歩きながら考えています。

ヴィクトル・ヴァスネツォフによる魔法の絨毯の絵

ドローンの人を運ぶバージョン

空飛ぶ絨毯は物語や童話に登場する架空のもので、現実味がないです。では、現にあるもので今後人を運べるもの(交通手段)に変えられるものと考えたとき、ドローンがあるではないかと思い浮かびました。

ドローンは趣味で使う人もいれば、配達などの業務利用をしている会社もあり、幅広い利用がされています。実際に国内でも2019年7月から9月にかけて神奈川県横須賀市の猿島で楽天と西友が国内初となる離島の一般利用者への商用配送サービスを実施していたようです。ドローンに食料や飲料などを搭載し、1.5㎞の対岸に向けて自動航行するというサービスは展開されました。

上記のことから連想すると、自動航行機能でカーナビのように、自宅と目的地をドローンに設定すれば、会社まで運んでくれるし、自宅に戻る設定をすると自動的に自宅にある駐ドローン場に戻ります。そして、退勤時間になったら、遠隔操作で迎えに来てもらうなど、いろいろな機能を持たせることで、通勤をめちゃくちゃ楽にしてくれそうです。

もちろん、実用に向けて、いろいろな課題をクリアしなければいけないのです。例えば、人を乗せられるほどの設計、空の交通整理、飛行免許証、法整備等が考えられます。
ドローンが物流の未来を変えると見込まれているが、私は物流以外の面で、人流の未来を変えてくれることを期待して、楽しみにしています。

話題3 公図をワンクリックで作ってほしい

業務改善に関する思い

不動産に携わる業務においては、土地の境界を明確にする地図(公図)は必須です。公図については、土地の所在(地番)を示しているものですが、現況とずれが生じていることも多く、また広大な敷地の場合には、貼り合わせ(合成)することが必要となり、煩雑な作業になっているのが実情です。

広大な敷地で、地番が1つの場合には、どうしても、複数枚で証明書が発行されることになります。一つの公図作成に一日二日かかることも普通にあります。もちろん専門業者に業務委託することもできますが、コストがかかるので、自社で作成しています。
この煩雑な業務を何とかして、作業効率を上げられないかと常に思っていますし、実際にやり方についても調べたりして、試行錯誤しています。

公図のイメージ図

前回の記事にも記載しましたが、不動産などの登記申請や登記事項証明書の発行などを行う法務局の登記所では、地図情報システムによって事務作業が行われており、このシステムには不動産登記の際に付与される“地番”の情報を持つ地図データが入っています。

地番とは、土地の場所や権利の範囲を表すために法務局が一筆ごとに割り振る番号のこと。

Wikipedia

デジタルの技術活用で、ワンクリックで公図作成

この登記所で使用されている地図データ(登記所備付地図データ)が2023年1月23日、加工が可能な形で法務省より無償公開されました。無料公開されたことで、利用規約に抵触しない限り、誰でも無料で利用可能です。

都道府県ごとに複数のエリアに分けてZIPファイルが用意されています。ダウンロードしたZIPファイルを展開するとフォルダーが作成され、その中にはさらに細かいエリアごとに用意されたZIPファイルが大量に生成されます。これらのZIPファイルを展開すると地図XMLファイルとなるが、このZIPファイルの数がかなり多いです。そのため広域にわたってデータを入手し、各エリアのZIPファイルをいちいち展開する場合は手間がかかってしまいます。

無料公開の地図情報を利用し、大量のデータからほしい地番を絞りこむことさえクリアすれば、地図XMLファイルを変換するツールを利用して、ワンクリックで公図作成できます。
この取り組みにすでに着手しているが、課題をクリアするまで、もう少し時間がかかりそうです。ですが、実現すれば、作業時間の削減、コストの削減に確実につながりますので、ぜひぜひ研鑽して、現実のものにしたいと切に思っています。

最後に

この3つの話題を取り上げましたが、空想に近いものから現実味のあるものまで、個人的な興味から仕事に対する思いまで、関連性のないものに感じるかもしれませんが、このような発想からきっといいアイデアが生まれて、実用化されるまでできると信じています。
これからも時々このようなちょっとおもしろい記事を書くと思いますので、楽しみにしてください。

お読みいただきありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?