養老孟司さん
『ものがわかるということ』
という本が面白かった。
以下は私の解釈で、正しく捉えられてるかは不明ですが…
個性って何か、という話が一番好き。
誰かお師匠さんに付いて、何か芸や技を教えてもらう、何年も何年も反復して真似する。
そうして芸や技を完璧に体得したとしても、結局さいご、お師匠さんにはお師匠さんの動き、自分には自分の動き、というのがどうしても表れてしまう。
それが個性。
個性って心や頭じゃなくて、身体に現れるもの。
みたいな話があって。
心(に浮かぶこと)や頭(で考えること)、は共通性、身体は個性。
だから心や頭を独創的に、というのはそもそもルールとして矛盾してる。
というところが面白かった。
この理解で合ってるかな?
他のところも面白かった。
養老さんの本は、一言一句理解しようとするより、ぼーっと読んでる方が伝わるものがある、ような気がする。
ほかの本も色々読んでみたいです。
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