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たとえ運動が苦手でも、幼少期から小学校までの運動指導で克服できるか。

 子どもは本来、遊びとして行う運動を通して身体を動かし、走る、跳ぶ、投げるといった基本動作を習得し、身体能力を高めていきます。ですが、一度苦手意識を持ったり、上手くできなくて継続できないとなると、運動が苦手と脳が覚えてしまいます。では、どのように克服したり、スポーツに取り組めばよいか考え方を整理していきます。

成長発達段階とスポーツ指導

 図に示されているように、ライフステージごとに発達しやすい期間、指導の目的、指導の内容がある程度、身体的な発達・発育の視点から考えることができます。
 スポーツ指導とありますが、本格的なスポーツでなくても、遊びや軽スポーツ、アスレチックなどのアクティビティも同じ考え方です。幼児期や学童期は、とにかく多様な遊びやアクティビティ、スポーツを経験し、脳や神経系の発達とともに習得していくことや、上手にこなせることを目指していく段階です。
 そのため、幼児期や学童期には、とにかく何でもチャレンジさせたり、やってみたいと意欲的ならやらせてあげることも大事になります。

子どものアジリティ能力を向上させるためには?

 アジリティ能力は「敏捷性および運動時に身体をコントロールする能力」と定義されており、先行研究での明確な要因としては、「股関節と足関節の筋力」、「スタート時の反応や加速能力」、「走速度の維持能力」の3つが高まることによってアジリ ティ能力が向上すると言われています。

 上の図で示すように、「神経型の発達」と「アジリティ能力」は大きな関連性があると家われています。この図の通り、小学校低学年において神経系の機能と関連するアジリティ能力が大きく発達すると言われており、アジリティ能力を効果的に向上させるためには、幼児期から小学校低学年にかけての取り組みが有効と考えられています。

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