60代になって何をやろうかな?-読書
読書嫌いですか?
本を読む人が少なくなってるとか、出版不況とか、書店が潰れるとか、そんな話ばっかり聞きますよね。
でも、ツタヤの社長が以前、この世から本がなくなるなんてありえない、みたいなこと言ってました。
確かにそのとおりだと思いました。
本がなくなったら、私は何をして生きていったらいいのでしょうかw。
本は、たくさん読む人とほとんど読まない人に大きく分かれる、みたいな説もあります。
今は、まあ、いわゆるマニアの世界かもしれません。
私はといえば、小学校の頃からやることがないと、なぜか本を読んでましたね。
小学5年か6年生だったか、江戸川乱歩の明智小五郎が活躍する探偵小説にはまってしまったのが、本の世界に大きく関わるきっかけになったと思っています。
中学生になると、森村誠一とか横溝正史の推理小説、あと、歴史小説の山岡荘八の歴史小説、例えば『徳川家康』とかを読んでました。
高校生のときは、中学生からやっていたバスケットもすぐにやめてしまい、またやることがなく、吉川英治や司馬遼太郎などの歴史小説にかなりはまってしまいました。
歴史小説、面白かったですね。
それから、一年浪人(宅浪)していた頃にかけては、青春の悩みも出て来ますから、夏目漱石や武者小路実篤などの文学のほか、世の中への関心も高まり、家永三郎や羽仁五郎など、歴史学や政治的なものにも手を出し始めます。
かなり10代の後半は政治的だったと思います。
大学生の頃は、ちょうどニューアカのブームもありましたけど、哲学思想などをメインに読んでました。
柄谷行人とか蓮実重彦とか、面白かったですね。
特に、青春時代は生きることに悩みますよね?
そんなときに、先人や偉大な人、哲学者、思想家、その他本を書いてるような世界のいろいろな人は、私が持つ世界や人間についての疑問にどのように考えるか、本はそれなりに答えてくれますからね。
まあ正解にたどり着くことはほとんどないのですが、こういう考え方もあるとか、そういう捉え方もあるかなという、生き方の視点や見方を提供してくれることは確かです。
本を読むって、かなり個人的には大切なことで、かなり救われたと思います。
就職すると、いわゆる広告関係の業界でしたので、マーケティングやプロモーションの本を読んでました。
最初は仕事関係の本は全然面白くなくて、なかなか楽しめませんでしたが、読まないとついていけないから必要だし慣れてくるもので、当たり前のように読むようになっていました。
仕事の本では、世の中はどうなっているのか、どのようなやり方があるのかとか、実際のノウハウやスキルを学びました。
もちろんすべて鵜呑みにする必要もありませんし、間違ったことを言ってる人もいますから、自分なりに捉え直すことも必要でしょう。
転職して数社行きましたけど、残業の長い会社にいると、なかなか読書の時間も取れませんが、やはり仕事していると、読むのはビジネス関係がほとんどになってしまいますよね。
35歳の時に独立起業したのですが、本を読む時間とジョギングする時間を確保したかったからです(半分冗談ですが半分本気です)。
残業ばかりで仕事ばっかりしていて、新しい知識やほかの人の考え方に触れないと、なんか生きてる感じがしないんですよね。
独立起業したら自分でそれなりに読書時間を確保することができましたので、正確には数えていませんが、ビジネス関係の本は軽く1000冊以上は読んでいるのではないでしょうか?
60歳になった今は、興味の赴くままに読んでいます。
仕事関係の本のボリュームはだいぶ少なくなりましたが、それでもノウハウやスキルの本は読みますし、経済、社会のほか、投資、金融、病気、老後など実用書や、エッセー、小説などあらゆるジャンルに渡ります。
Kindle unlimitedの薄い本も含めると年間で、多いときで250冊ぐらい、少ない年でも年間150冊ぐらい読んでいます。
私の人生の中で、本の占める割合というのはかなり大きいです。
それでも、60代の読書は、もう気楽でいいかなと思います。
好きな本、面白い本、楽しそうな本をなんとなく読めばいいのではないでしょうか。
読み始めてつまらないなと思ったら、すぐにやめても構いません。
1年に出版される本は8万冊とか言われてますけど、自称本読みの私でさえ、せいぜい読めて1年に250冊ぐらいしか読めないのです。
多分、面白い本とかたくさん見逃しているのでしょう?
世の中にどのくらいの本があって、そのうち、私が読むのは何冊ぐらいなんでしょうかということも考えてしまいます。
だから、どんどん本も試してみればいいと思います。
今、個人的にはお勧めするのは、月980円で読み放題がついているKindle unlimitedです。
Kindle unlimitedでも、0円で読めない本もいっぱいあるのですが、私の場合は0円本で充分です。
ほとんど0円本しか読みませんけど、それでもたくさんおもしろい本を見つけることもできます。
漫画もまた読みはじめましたが、最初の巻だけ0円で2巻以降有料になってしまったりするのですが、有料には行かずに、違う0円の本に行ってしまうみたいな感じです(つまらないわけではないのです。作者の方すいません)。
Kindle端末も読書しやすいです。
e-inkの画面も見やすいですし、文字も読みやすく大きくできますし、しおりも付けやすいです。
1日30分でも1時間でも構わないので、60代の読書はおすすめです。
Kindle Paperwhite (16GB) 6.8インチディスプレイ
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