川村元気さん『億男』を読んで感じたことをシェアしたいなと思います！

お金と幸せをテーマにした話です。川村さんはこの本を書く際、現場の声を研究したそうです。例えば、億万長者１００人くらいに取材して、富裕層のパーティーに紛れ込んだり。
凄い行動力・探求心だと思います！本の中身も具体的な内容になっています！

お金について考えたい人にはオススメの一冊です！
川村さんの本を読むと「そもそも」を考えるきっかけになります。

あらすじ
宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。お金をめぐる三十日間の冒険が始まる。

私が感じたこと

お金を第一目標にしない。
「人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ」
チャップリン

この作品には数々の偉人達のお金に関する格言が登場しています。
私が一番気に入った言葉です。チャップリンが莫大な資産を得た後に書いたようです。
九十九の解釈によると
「想像力を持ち、世界のルールを知る。そして勇気を持ってそこに踏み込む。それさえあれば、ほんの少しのお金で充分だと思える。」

お金を稼ぐことばかりに夢中になるのではなく、もっと大切なものがあるよ。（人とのつながり、愛など）
それを手に入れるために、そんなにお金は必要？と問いかけられている気がします。
また、「ほんの少しのお金」を自分で定義していくことが大切だと思います。
自分の期待値を設定し、その範囲内で生活すれば、幸せに暮らしていけると思うからです。「自分がどんな暮らしをして行きたいのか？」は人によって違うと思うので、各自考える必要がありますね。

最後に九十九の言葉を贈ります。
「お金と幸せの答えは、すぐに形を変えていく。それを決めるのは自分自身」
これから社会人となる私。お金からの自立が必要。自分自身と向き合いながら、長いお金と幸せを見つけるたびに出発すると決意しました。

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