やりたいことが見つからない

「自分がどう生きたいかという基準に沿って、周りの環境を変えていく」とは言うものの、それはあくまで「自分がどう生きたいか」の軸がしっかりした上での話・・・。

これまで私は、やりたいことが何もありませんでした。大学3年の就活を始める前、自己分析を深めるセミナーのようなものに参加したことがあったのですが、周りの学生が自分の生きる道を見つける中、自分を掘り下げに掘り下げた結果、出てきたキーワードは「家族」ー。確かに私にとって何よりも大事で大好きなものなのですが、当時の私はこれを企業の面接につなげることはできず、結局特にやりたいことも見つからないまま、土日が休みで名前が知られているから、という理由でとあるIT企業に就職しました。

今では笑い話ですが、初めて上長と面談した時将来像を聞かれ、真面目な顔で「結婚して子供を産みたいです。」と答えました(笑)

でも今振り返ってみると、やはりあの時の自己分析はやはり正しかったと思います。だって表面上やりたいことを取り繕っても、自分の気持ちに嘘があると絶対に続かないから。

私にとって今も人生の軸は生まれ育った家族と故郷、そして新しくできた自分の家族です。サラリーマンなので中々長期滞在とはいきませんが、孫の顔も見せてあげたいので、時間を見つけて年4回は実家に帰るようにしています。

最近夏は子供をハワイのサマースクールに連れて行ったり、生活の拠点をハワイに移すモデルさんがいますが、場所に囚われない働き方ってうらやましいなぁと常々思っていました。でもそれは芸能という特殊なお仕事だからできることと諦めていたのですが、会社でもリモートワークが柔軟にできるようになり、今なら自分の思い描く働き方ができるのでは?と一念発起!サラリーマンでありながら、東京と実家のある山口県の2拠点生活を目指した新しい働き方にチャレンジすることにしました。

長女は今年年中さん。保育園なので夏休みはないのですが、再来年には小学校に上がり、ついに長期の夏休みが始まります。自然豊かな田舎で、心に残る夏休みを娘たちに経験させてあげたいという思いから、まずは夏休みの1か月半、在宅ワークを組み合わせながら山口で生活をしてみようと思っています。

これからどんどん人口減少が進む中、人材採用はますます厳しくなり、企業は社員に新しい働き方を提示せざるを得なくなってきます。その先駆けとしてサラリーマンの2拠点生活、そのチャレンジをnoteに書き残していこうと思います。

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