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辞めたら、はじまる。

昨日書いたこちらの記事、たくさんの方から直接ご連絡頂いて、本当に本当に胸がいっぱい。

↓私の記事

↓夫の記事


インスタやFacebookでもこの内容をご報告させて頂いて、

2人らしくてかっこいいよ!
2人がどんな道を行くのだとしても応援してるよ!
そんな風に決断できるの尊敬する。
本当のプロだと思った。
新しい門出、おめでとう!

そんな声をたくさん頂けて、あぁ、やっぱり世界は優しいなと、心がとても温かくなりました。

この決断をすることは、私にとっても夫にとっても、とてもとても怖いことでした。一度はお仕事として好きなことをさせてもらえるようになって、ちゃんと生活できるようにもなって、たくさんの人のチカラを借りてここまで積み重ねてきた、作り上げてきたもの。それを私たちの『なんか違う・・・』というなんとなくな直感で全てゼロにするという決断。しかも、それを辞めた後の収入をどうするかとかも一切決めてもいない状態。普通に考えたら、アホか!ちゃんと後先考えろ!ってなりますわな。でもまぁこれは私たちのいつものことで、周りを心配させるくらい唐突に大きな決断をする、いつも近くで見ていてくれる方には驚かせてばかりで本当申し訳ないですが・・・。

私は約8年前に独立して、1人で(または夫婦2人で)やってきたけれど、新卒で入った会社を辞めるときに「この道で成功する未来」を両親に提示して(特に厳しかった父親には売上の予測とかもちゃんと伝えて、やっていけることを証明したような気もする)、泣きながら親に訴えて仕事を辞めたのを鮮明に覚えている。そしてここまである意味「ちゃんとやってこれた」んだと思う。この「ちゃんと」っていうのは「やりたいと自分で言ったことでお金を稼いでこれた」ということ。バイトするとかじゃなくて、自分が進みたいと断言した道で、その道のプロとしてやってこれたということ。これだけ書くと、あぁ自分もよく頑張ってきたなと、思えたりもするのだけれど。

でもだからこそ言えることもあって、「継続は力」にはなるけれど、だからといって「辞するは諦め」ではないということ。私が今まで前に進めているときには決まって何かを「辞めている」。仕事をしながらメイクスクールに通うときは、人とご飯に行く時間を手放したり、属していたチアの社会人チームを辞めている(実はものすごいチアを愛するチアリーダーだった。今でも戻りたい)。ヘアメイクの仕事をし出す時は、もちろん会社を辞めている(会社の人たちもみんな温かくて大好きだった)。夫と仕事をし始めたときは、今まで1人でやってきた仕事をほとんど手放したし、沖縄に移住してきたときは大好きでしょうがなかった前のお家を手放し、沖縄では会うことができない人間関係を手放した。

何かを「辞める」ということは、何かが「はじまる」ということ。人は変化するのが怖い生き物だからこそ、このまだ出会っていない新しい何かに怯えて「辞める」を選べないこともたくさんある。だけれども、終わりは始まりともいうように、終わらないと始まらないのも事実。

今進んでる道は正しいのか?間違ってないのか?後悔しないか?と不安になることもたくさんたくさんあって、私たちも今回の決断をする上でそれは何度も何度も頭をよぎった。でも、今自分の心に本当に正直になって、本気で決めたことなら、それは私を不幸せにするはずがないし、そもそも私は私を幸せにしかしないのだから、何も怖がることなんてないんだって思った。これから間違いなく新しい幸せがはじまるのだから。

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