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『誘拐幇助犯のようなもの・太田啓子』2024-02-29

 言わずと知れたフェミニスト弁護士、太田啓子氏の「実子誘拐」についてのコメントが面白い。

 何が面白いのかというと、この太田啓子という人物は、2018年にテレビドラマ化された『幸色のワンルーム』を迫害した張本人であるからだ。

 センサイクロペディアのこちらの記事に書いておいた通り、『幸色のワンルーム』は虐待を受けている少女と「お兄さん」の、誘拐と称する同居・逃避行を描いた作品である。
 この作品は、太田啓子をはじめとするフェミニストによって「実際の誘拐事件をモチーフにしている(事実無根)」、「誘拐を正当化している」などと糾弾され、関東ではドラマ版が放送中止になる被害を発生させている。

 まず彼女が『幸色のワンルーム』について何を言っていたか、インタビューから再確認しよう。
 ソースはこちらの記事である。

「『誘拐ドラマがダメなら、殺人ドラマも強盗ドラマもダメってこと?』と言う人がいますが、ここには決定的な違いがあると思います。殺人や強盗は『悪いこと』という共通認識、不動の前提がある一方、誘拐に関しては『悪いこと』と認識しない人がいるのです。

『幸色のワンルーム』放送中止に批判の嵐……弁護士・太田啓子氏が「誘拐肯定」の意味を語る

 誘拐に関しては『悪いこと』と認識しない人がいるそうだ。
 では、実子誘拐についての太田氏の見解を見てみよう。

 『実子誘拐』『連れ去り』とかいう社会問題はない、DVから子連れで逃げてるのも多い

上記ポストより

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