マガジンのカバー画像

シンカ論マガジン

主に表現の自由に関する問題、ジェンダーやフェミニズムなどに絡んで考察を展開していきます。週1回以上更新。月額500円で初月無料です。
表現の自由に関する問題、男性論女性論、フェミニズムなどに絡んで独自の考察を展開していきます。
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

記事一覧

『3つの破壊~カンパ罪はなぜ定着させてはならないか~』2024-04-26

「雁琳」氏(被告)と北村沙衣氏(原告)の名誉棄損裁判での地裁判決が、今月中旬――2024年4…

『書評「検証:ナチスは良いこともしたのか」』2024-03-31

 しただろ。 ……いや、私はドイツ近現代史ガチ勢というわけではない。が、それでもこの本の…

『お嬢様ずんだもんはなぜ憎まれたか』2024-03-30

 お嬢様ずんだもんに対する大多数の反応は前回述べたとおり、好意的なものであった。  しか…

『お嬢様ずんだもんはなぜ愛されたか』2024-03-29

 ここ数日「お嬢様ずんだもん」という概念がネットを騒がせている。  ある女子中学生がX上で…

『公園でAVを撮る方法』2024-03-27

 表現規制派による「ゾーニング破り」がまた行われた。  ゾーニング破りとは、年齢制限や販…

(無料記事)『子どもたちのための表現規制入門2(後編)』2024-02-29

 はい。  今回はこちらのつづきになります。  若いみなさんにはまだ実感がないかもしれま…

『誘拐幇助犯のようなもの・太田啓子』2024-02-29

 言わずと知れたフェミニスト弁護士、太田啓子氏の「実子誘拐」についてのコメントが面白い。  何が面白いのかというと、この太田啓子という人物は、2018年にテレビドラマ化された『幸色のワンルーム』を迫害した張本人であるからだ。  センサイクロペディアのこちらの記事に書いておいた通り、『幸色のワンルーム』は虐待を受けている少女と「お兄さん」の、誘拐と称する同居・逃避行を描いた作品である。  この作品は、太田啓子をはじめとするフェミニストによって「実際の誘拐事件をモチーフにして

『HOTEL――性的同意の本質』2024-02-28

 先日、このようなニュースがあった。  しばしば、「○○するのは、セックスOKという記号で…

『部分対象関係から見るDV問題』2024-02-23

※タイトル画像:鳥山明『DRAGONBALL』集英社 より引用。  少し前に私は、こんな記事を発表…

無料記事『子どもたちのための表現規制入門2(中編)』2024-01-31

前編はこちらです。 まだ読んでないひとは、こちらからごらんください。 3.強い男ってどん…

無料記事『子どもたちのための表現規制入門2(前半)』2024-01-30

 みなさん、こんにちは。  以前にぼくは、みなさん若いひとたちに「表現規制」というものが…

『DV”あるある”を信じられなくなった』2024-01-30

 ありきたりなエクスキューズから始めるが、私は家庭内暴力(DV)を肯定しているわけではない…

『"若さへの愛"を憎む人々』2024-01-27

 今日も今日とて、ロリコン・ペドファイルへの憎悪がXを沸き立たせている。  ロリコン関連の…

【ホスト色恋営業はどう適応していくか】2023-12-31

 先月、消費者庁がホストクラブについて、周知文書を発した。  重要部分を抜粋しよう。  別にこの部分については、真新しいものではない。  2000年に成立した消費者契約法において、いわゆるデート商法対策の条文として以前から書かれているものである。  ホストクラブにおいてこれに当てはまる場合であれば、適用を妨げる事情は何ら存在しないし、実際にホスト側がこれまでも敗訴していた裁判例もあるという。  AV新法で悪名をはせた塩村あやかが大手柄でも立てたかのようにXで大騒ぎしてい