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ディズニー映画を集中して観て気がついたこと

半世紀も前にディズニーのアニメ映画を見て以来、ずっと遠ざかっていたのですが、今年の春にdocomoの料金見直しでショップを訪ねたときに、毎月の料金が安くなったのをきっかけに店員さんに勧められてディズニー映画見放題に加入しました。しかも一年間は料金が発生しないというではありませんか。

そこにコロナ自粛も重なって、家にいるときはディズニー映画を観ようと4月初めから今日までの約二ヶ月間に観たディズニー関係の映画がなんと128本にもなりました。毎日2本ずつ観ていたことになります。多い日には短編も含めて6本観ていた日もありました。それでもまだミッキーマウスやプーさん関係は至っていません。

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一番驚いたこと

半世紀の空白期間に、ディズニー映画のテーマの広がりや制作技術の向上が素晴らしく進展していたことに驚きました。私が一番好きだった「ダンボ」の実写版まであったことは最初の衝撃でした。ストーリーは大体覚えていたので、むしろ制作方法はどうなっているのだろうかという興味の方が大きかったかもしれません。

アニメ映画は、セル画をこまどりしてつなげるのが最初の作り方だと思っていて、最近のことだからコンピュータグラフィクスも駆使しているのだろうぐらいの知識で観ていたのですが、多分それだけではないあらゆる映像制作技術が、最先端の工夫でふんだんに盛り込まれていることがすぐに分かりました。

自分でもCGは、それなりに経験があります。簡単な動画も作りました。その大変さがわかっているだけに、ディズニー社の総力を上げた映画作りには感心するばかりです。その舞台裏を紹介した「イマジニアン」という作品を観て、その一部が明らかになったのですが、ウォルトの夢を実現するために、これほどまでの時間と想像力をかけて一つの作品を作る人たちがいることにも驚きました。

ディズニー映画に共通すること

2020年6月に日本でもディズニープラスが視聴できるようになりましたが、そこにはいわゆるディズニースタジオの作品である「Disney」のほかに「PIXER」や「MARVEL」、「STARWARS」、「NATIONAL GIOGRAPHIC」といったジャンルも含まれるようになり、それらの中から120本もの映画を観ているうちに気がついたことはたくさんあります。

すでに、ディズニーファンなら周知のことばかりだと思うのですが、私も忘れないようにメモしておこうと思いました。

①1〜2の作品を除いてほぼ全てがハッピーエンドだったこと。思い描いた夢は実現するというウォルトの信条からすれば当然映画にもそれが反映されているということですね

②形ある全てのものが動き会話するということ。生き物はもちろんのこと、おもちゃも車も家具も石も岩も、作品に登場する全てのものに命が宿っていることを表現しているのにも驚きました。

③空や宇宙を飛ぶシーンがてんこ盛りなこと。子供の頃にダンボを観て「象が空を飛ぶ」ことに納得がいかなかった思い出がありましたが、メリーポピンズでは人間まで傘をさして飛んでしまうのかと、その発想の自由さが羨ましかったほどです。しかもそれをアニメではなくて実写版でも実現していること。その制作秘話が聞きたいです。

プリンセスの登場はディズニー映画を象徴するものですが、そのお嬢様たちが時代とともにどんどん現代版女子に変化していること。その分、王子様のキスで生き返るというシーンがなくなってきてはいますが、、、。

魔法が健在なこと。最新作のアナと雪の女王でもそうですが、魔法使いでなくても魔法を使える作品が続出していること。しかも、魔法の種類が多様化してストーリー全体をダイナミックに演出している気がします。

⑥絶対に動物が登場すること。主人公を助け、また協力する役割として作品ごとに違った動物が登場し、しかも人間とのコミュニケーションが可能なこと。動物が主人公の作品では異種間コミュニケーションが実現されていること。

などなど、観るたびにメモを取っておけば良かったと思うほど、「やはりこう展開したか」とか、「あの技法だ」とか、制作技術にも新しい展開だけではなくて、ミッキーマウス誕生の頃のアニメ制作技術が最新作にもふんだんに取り入れられているなど、非日常世界を作品化するための興味あるシーンがたくさんありました。

ここの作品いついて思うところもたくさんありますので、また機会を改めてメモしておこうと思います。

東京と石垣島との2拠点居住を始めて20年になります。それぞれの土地と情報との中で人生を豊かにする暮らし方「スマートライフ」を実現しようと試行錯誤しています。それぞれの場所で日常の中に見つけた「暮らし」を発信しようと思います。