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第7回ゲスト:「先入観から自由になる術を探究する」プロフェッショナル・コーチ&セラピスト:大井規早子さん

Hito TERRACE(ヒトテラス・人照らす)では、私たちが「この人は魅力的だ!」と思ったヒトへのインタビュー動画を紹介しています。その人を突き動かす源=マニアック性と考え、そこを明らかにしていくインタビューです。この記事を観ていただいた方にも元気になるヒントがあれば嬉しく思います!

今回のナビゲーターは、
新メンバー!の南波由記(なんば ゆき)さん:
大手飲食企業の人事部門に務めながら、
仕事をテーマにしたコーチングやワークショップを開催

亀田 啓一郎(かめだ けいいちろう)さん:
株式会社プロジェクトプロデュース 代表取締役

の二人が務めます。
すぐにインタビュー動画をみたいという方はこちらから♪(31分57秒)


★大井さんプロフィールのご紹介🎶


大井規早子::(おおい きさこ)さん
ゴールデンフラワーズ合同会社 代表
プロフェッショナル・コーチ&セラピスト
心の成熟と意識の成長をサポートし、「主体的に人生を選択する」人たちが増えることを願って活動している。企業経営者・管理職に対するエクゼクティブ・コーチングや、組織開発やチームビルディング、夫婦カップル間の関係改善のためのシステムコーチング®︎を提供している。
さらにはエネルギーボディワークの施術を通じて、心身のメンテナンス及び身体の中にある感情リリースにも力をいれている。
<資格>
・米国CTI認定Certified Professional Co-Active Coach®️(CPCC)
・国際コーチ連盟ICF認定Professional Certified Coach(PCC)
・米国CRRGlobal認定 組織と関係性のためのシステムコーチ®️(ORSCC)
・アクセスコンシャスネス 認定ファシリテーター
 (Access Consciousness® Certified Facilitator)

これまでの歩みと特筆したいエピソード
東京、渋谷区で生花市場を営む両親のもと3人兄弟の末っ子として生まれる。自宅と市場が同じ敷地内にあり、市場という賑やかな環境の中で育つ。
<幼稚園の時のエピソード>
・幼稚園は一人で登下園する。
・お弁当のない日は、ラーメン屋の友人宅でお昼を済ませて帰る。
<小学校の時のエピソード>
・ファッションモデルや芸能人の子供が多くいる私立の小学校に入学。
・友達みんなが個性的。その自由な校風の中でのびのび育つ
<中学校の時のエピソード>
・同じ制服、窮屈な校則など、小学校とは真逆の環境に閉塞感を感じる。
・皆と同じでないといけないことに、「なんで?」と強い疑問を抱く。
<その後のエピソード>
・日本女子大学文学部教育学科で心理学を専攻
・味の素ゼネラルフーズ(株)にて5年間秘書業務を経験する
・結婚して家庭に入り、不妊からの出産、1児の母となる。
・介護、子供の不登校などの一通りのライフイベントを体験。
    人生の生き辛さを経験する。
・生き方を見直すことが重要と気づき、かねてより興味のあった心理学の道に足を踏み入れる。
・コーチングに出会い、人生が大きく転換。現在に至る。

===ここからは、インタビュアーの感想の共有です===

★インタビューを終えて、印象に残ってる事は?


亀田:印象的だったのは、小さい頃から多くのいろんな人と出会ってきて、それが大井さんにとっては自然なこと。その経験が多様な人を受け入れるベースとなっている。だからどんな人ともナチュラルに、フラットに人と付き合えるんじゃないかな。
南波:そうそう!偏りなく人をみる、そもそもそういう力があるような気がする。
亀田:特に小学校の体験がかなり影響力が大きかったみたいだね。
南波:そうね、ユートピア的な環境の中で、ある意味現実とかけ離れた世界にどっぷり浸かった6年間だからこそ、中学校とのギャップの色濃さや先入観で関わることの人へのインパクトを感じ、その後の人生まで大きく影響を与える体験となっているのでは?
同級生のようなことが起きないように、人生をかけて生き方の探究しているんじゃないかな?

★コーチ&セラピストの道に進んだ理由は?


南波:子供の頃から、思い込みや先入観といった「目に見えないもの」が、人に大きな影響を及ぼすという体験をしているんだと思った。だから、コーチングやボディーセラピーの道を選んだのかと、納得しました!
亀田:確かに。小学校の時の当たり前が、中学校では通じない。自分は何一つ変わらないのに、人からの評価が変わるんだもんね。この原体験が、今の仕事を選択することに、大きく影響しているのかもしれないね。
南波:大学で心理学を専攻したのも、「人間の心理変化の因果を知りたかったからだ」と言っていたしね。そして、自身も自分に対する思い込みや先入観をもっている、そこにも興味が湧いてきたんだと思う。

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★「自由」は大事な原点


南波:子育て、介護を終えた後、「自分には何もない。自分の人生を生きてこなかった…」という喪失感は、大きかったんだろうね。
亀田:自分のWill(意志)よりも、Must(ねばならない)を優先してきてしまったことに気づいたんだと思う。本来は自己表現することに、人一倍こだわってきたはずなのに。
南波:そうそう、両親が忙しくて、幼稚園から「一人」で登下校して、「一人」で買い物してた子供なんだよ!
小学校までは自由を謳歌していたけど、中学校に入ると束縛を感じて居心地が悪くなる体験をしている。
亀田:そう、同じように結婚してから子育て、介護を終えるまでも束縛感が大きかったが、いざ解放されてみると、「自由」を謳歌する術がない…そんな自分を目の当たりにしてしまって、愕然とする気持ちよくわかるな〜!
南波:長年働いてやっと定年を迎えたのに、これから何をしたらいいのか…?と戸惑うサラリーマンの気持ちに似てるのかも!(笑)
でも彼女は、そこから自分と向き合い直し、自分の可能性を追求していくところがすごいと思う!

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★「思い込み」から自由になると、可能性が広がる!


亀田:コーチングという手法を学んでいく中で、勝手に自分に対して制約を設けてしまう「先入観」に、まず気づいたんだろうな。
南波:そう、その制限を手放すことで、自由を取り戻し、自分の可能性が広がっていく実感を掴んだんだと思う。そして今度は、コーチングを通してお客様と向き合うことで、自分と同じような状況に陥っている人の多さに気づいたんだろうね。
亀田:お客様自身にも「自覚できてない思い込みや先入観から解放させてあげたい!そして、可能性を広げることで、生きやすくなって欲しい!」
という願いが強くなっていったのではないか。
南波:大井さんがコーチングだけでなく、システムコーチングやボディーセラピーの道にも入っていったのは、思い込みや先入観、人と人との関係性といった「目に見えない束縛」から自由になる術を探求しようとしているんだ! という事がよくわかった気がする。

インタビュー動画をみたいという方はこちらから♪ (31分57秒)

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★インタビューを受けてみた感想は?


大井:今回インタビューをしてもらったのは、非常に新鮮な体験でした。いつも人に質問をする側なので、いざ自分の事となるとなかなか言葉が出てこないところを、インタビュアーのお二人がうまく表現をしてくれることで、自己理解が進みました。
Hito TERRACEでは、現在の仕事等に焦点をあててインタビューすることが多いのですが、今回はあえて幼少期に焦点を当ててもらうことをリクエストしました。当たり前すぎて気づかないリソースは幼少期に育まれていることが多いからです。私の場合は、幼児期を大勢の中で育ち、自由な雰囲気の小学校に通ったことで、知らず知らずに多様性を学んでいたようです。老若男女、様々な個性があって良くて、いかに個性を発揮するかに好奇心があったことを思い出させてくれました。それは私の原点であり、とても大事なものでした。 人と同じことをするのが嫌なのに、いつの間にか周りに合わせることで、社会で生きる術を身に付けたのですが、それは私には窮屈だったのです。そんな体験が、今の仕事に影響しているのだと思います。相手をジャッジせずにそのままの個性を受け止め、そして人の可能性を広げていくお手伝いをすること、心の底からこれが私の喜びだと認識できたことが今回のインタビューを受けての宝となりました。

このように、誰もが自分の中にある当たり前やマニアック性を自分では気づくことは難しかったりします。2人のインタビューアーからいろいろな角度で質問されることで、自分自身の宝の再発見につながるところに、ヒトテラスの価値があると改めて思いました。

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★Hito TERRACE的な、まとめ


Hito TERRACEでは、その人を突き動かす源=マニアック性と考え、そこを明らかにしていくインタビューです。
今回のゲスト 大井さんのマニアック性は、見えないものにも気付いて自覚し、先入観から自由になる術を探究し続けること、

大井さん”らしさ”を感じる名言!
🟠コーチを続けている理由は、「人には可能性がある」という希望と、思いがけない発展、冒険を感じることができるから。
🟠機能しない「先入観」を外す方法を持っていると、モノの見方が広がる!
🟠モノの見方が広がると、選択肢が広がり、自由に楽に生きることができる!

ナビゲーター:亀田啓一郎 南波由記

ヒトテラスバナー


ぜひ、自分を突き動かすマニアック性ってなんだろう?という問いを持ちながら、このインタビュー動画(分 秒)をお楽しみください!! 

⭐️お知らせとお願い⭐️
ぜひ自分も、Hito TERRACEでインタビューを受けてみたい方は、こちらのメールアドレスまで、ご連絡ください!! → hitoterrace@gmail.com

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